三郷駅 (愛知県)
三郷駅(さんごうえき)は、愛知県尾張旭市三郷町栄にある、名鉄瀬戸線の駅である。 愛知県森林公園の最寄り駅である。
駅構造
相対式2面2線ホームを持つ地上駅。尾張瀬戸寄りに片渡り線があるが、普段は使われない。改札口は3つあり、瀬戸線で最も多く改札口を有する。
『北改札口』は、2階建ての駅舎と跨線橋を有する従来の改札口で、終日駅員が常駐している。2階に改札口があるが、階段しかないため、バリアフリーには対応していない。東改札口の開設に伴って自動改札機が減らされ、現在は1通路のみの設置となっている。
『南改札口』は、2001年(平成13年)に新設された栄町方面ホームにダイレクトにつながる改札口。段差が無いため、多くの乗客が利用している。この改札口は終日無人のため、自動精算機が設置されている。なお、非磁気化券(車内購入等)の場合はインターホンで、北改札口の駅員に申し出て、切符を確認カメラへ提示することで改札口のゲートを開いてもらえる。
南改札口は当初、精算機が備えられていなかったため、精算が必要な場合は北改札口に回らなければいけなかった。しかし2006年(平成18年)11月に自動精算機が設置された。
『東改札口』は、バリアフリー対応化に伴い、2006年(平成18年)12月8日に新設された尾張瀬戸方面ホームにダイレクトにつながる改札口。南改札口と同じく終日無人のため、自動精算機とインターホンが設置されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■瀬戸線 | 下り | 尾張瀬戸方面 |
2 | ■瀬戸線 | 上り | 大曽根・栄町方面 |
配線図
利用状況
「尾張旭市の統計」によると、当駅の一日平均乗降人員は、以下の通り推移している。
- 2003年度 9,708人
- 2004年度 9,715人
- 2005年度 9,808人
- 2006年度 9,574人
- 2007年度 9,674人
- 2008年度 9,914人
- 2009年度 9,605人
瀬戸線の駅では20駅中6位であり、尾張旭市内で最も乗降客数が多い。
かつては平日朝に多数の始発列車があったが、隣の尾張旭駅の改築により大半が同駅始発に変更となった。このため当駅始発列車の本数は大幅に減少し、数本を残すのみである。
駅周辺
- 東栄交番
- 尾張旭市立東栄小学校
- 尾張旭市立東中学校
- KEIZ(旧ユニー尾張旭店)
- イトーヨーカドー尾張旭店
- ザ・チャレンジハウス三郷
- 瀬戸信用金庫三郷支店
- 愛知銀行三郷支店
- 十六銀行尾張旭支店
- サンステージ三郷
- シルバーミセス洋品店「サイトウ」
- 谷口電波
- 尾張旭三郷郵便局
- 森林公園通り(愛知県道75号春日井長久手線)
- 瀬戸街道(愛知県道61号名古屋瀬戸線)
- ことぶきの湯
- 愛知県森林公園へは県道75号を春日井方面へ向かい徒歩約25分。
歴史
- 1905年4月2日 開業。
- 1996年ダイヤ改正により始発列車の大半が隣の尾張旭駅に移行。当駅からは朝3本のみになる。
- 2001年 栄町方面ホームに南改札口開業。
- 2006年12月8日 尾張瀬戸方面ホームに東改札口開業。
- 2006年12月16日 トランパス導入。
- 2011年2月11日 - manaca導入。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。