ロンドンパラリンピック
テンプレート:オリンピックインフォメーション ロンドンパラリンピックは、2012年8月29日から9月9日まで、イギリスの首都ロンドンで開催された夏季パラリンピック第14回大会である。 大会スローガンは「一つになろう(Live as one)」[1]。
シドニーパラリンピック以来、3大会ぶりに知的障害者が出場する競技が復活し、20競技503種目に初参加の北朝鮮などを含む史上最多の164の国と地域から約4,280人の選手が参加した[2]。
目次
大会マスコット
テンプレート:Seealso 2012年ロンドンパラリンピックのマスコットとしてマンデビル(Mandeville)が2010年5月19日に発表された。
競技スケジュール
すべて現地時間[3]。
● | 開会式 | 競技実施 | ● | 決勝 | ● | 閉会式 |
2012年8月/9月 | 29日 | 30日 | 31日 | 1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | 7日 | 8日 | 9日 | 金メダル数 |
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20px アーチェリー | 4 | 3 | 2 | 9 | |||||||||
20px 陸上競技 | 11 | 17 | 20 | 17 | 21 | 20 | 21 | 16 | 23 | 4 | 170 | ||
20px ボッチャ | 3 | 4 | 7 | ||||||||||
20px 自転車 | 5 | 5 | 5 | 3 | 18 | 4 | 6 | 4 | 50 | ||||
20px 馬術 | 2 | 3 | 2 | 4 | 11 | ||||||||
20px 視覚障害者5人制サッカー | 1 | 1 | |||||||||||
20px 脳性麻痺7人制サッカー | 1 | 1 | |||||||||||
20px ゴールボール | 2 | 2 | |||||||||||
20px 柔道 | 4 | 4 | 5 | 13 | |||||||||
20px パワーリフティング | 2 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 20 | |||||
20px ボート | 4 | 4 | |||||||||||
20px セーリング | 3 | 3 | |||||||||||
20px 射撃 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 12 | ||||
20px 競泳 | 15 | 15 | 15 | 14 | 14 | 15 | 15 | 15 | 15 | 15 | 148 | ||
20px 卓球 | 11 | 10 | 4 | 4 | 29 | ||||||||
20px シッティングバレーボール | 1 | 1 | 2 | ||||||||||
20px 車いすバスケットボール | 1 | 1 | 2 | ||||||||||
20px 車いすフェンシング | 4 | 4 | 2 | 1 | 1 | 12 | |||||||
20px ウィルチェアーラグビー | 1 | 1 | |||||||||||
20px テニス | 1 | 2 | 3 | 6 | |||||||||
総金メダル数 | 28 | 40 | 49 | 59 | 51 | 54 | 64 | 47 | 48 | 57 | 6 | 503 | |
式典 | ● | ● | |||||||||||
2012年8月/9月 | 29日 | 30日 | 31日 | 1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | 7日 | 8日 | 9日 | 金メダル数 |
競技会場
ロンドンオリンピックとほぼ同じ会場で行われたが、テニスはウィンブルドンではなくイートン・マナーで実施された。
開閉会式
オープニングの主役としてスティーヴン・ホーキングが登場した[4]。
閉会式ではイギリスのロックバンドコールドプレイの演奏を軸にパフォーマンスが繰り広げられた[5]。
テレビ放送とネット配信
英国内ではチャンネル4が放映権を獲得した。総放送時間は150時間の予定[6]。パラリンピック公式サイトでは英語とスペイン語による総配信時間780時間以上のライブストリーミング配信と、総配信時間1,000時間以上のオンデマンド配信が予定されている[7]。
日本ではNHKが期間中、45分間(9月2日と9日のみ55分間)のハイライトを総合テレビ(15時台。9月8日と10日のみ14時台)と教育テレビ(20時台、14・15時台の再放送)で連日放送した。開会式と閉会式については開会式・閉会式とも放送休止時間を短縮した上、4時30分から繰り上げて放送を開始し、開会式は8時9分まで(当初の終了予定時間は7時30分だった)、閉会式は6時55分まで(当初の終了予定時間は7時だった)、Eテレで生中継された。その他、週末には1~2時間程度の録画中継枠もEテレで編成されるほか開幕直前の特集や総集編も総合テレビと教育テレビで放送した[8]。 また、字幕放送(生中継・録画中継・ハイライトのいずれもリアルタイム字幕放送)と副音声解説放送(すべてステレオ2音声。録画中継枠を除く)を実施した。その他、スカパー!がスカパー!HDのスカチャン5とスカパー!e2のBSスカパー!でも期間中、1時間のダイジェストをノンスクランブルで連日放送した[9]。
大会中の出来事
- 義足の選手として史上初のオリンピック出場を果たしたオスカー・ピストリウスが9月1日に開催された陸上200メートル予選で21秒30の世界新記録を樹立した。
しかし、翌日の決勝では、序盤はリードを奪うものの後半にブラジルのアラン・オリベイラにかわされ、2位となった。競技直後に「彼の義足は信じられないほど長い」とオリベイラを批判する発言をし、物議を醸した[11][12]。
- ファン・ヨンデ功績賞は、男子は、陸上アイルランド代表、マイケル・マクキロップ。マクキロップは、今回、陸上800m男子と1500m男子の2種目で金メダル。母国アイルランドでは、国中の子ども達と触れ合い、彼らを励ました功績を称えての受賞。そして、女子は、陸上ケニア代表、マリ・ナクフミチャが受賞した。ナクフミチャは、これまでの大会で陸上競技投てき種目で5つのメダルを獲得している。今大会、メダル獲得はならなかったが、これまでケニア国内で障害者スポーツの振興に大きな役割を果たしてきた功績を称えての受賞。
- 今回の聖火は、イングランド最高峰のスカフェルパイク山をはじめ、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドにあるそれぞれの最高峰の山頂でボーイスカウトらが火を起こして採火された。その火は、パラリンピック発祥の地とされる、イギリス南部のストーク・マンデビルにあるストーク・マンデビル病院近くの競技場に運ばれてひとつになり、聖火リレーがスタートした。
各国のメダル獲得数順位
1 | テンプレート:Flagicon 中国 | 95 | 71 | 65 | 231 |
2 | テンプレート:Flagicon ロシア | 36 | 38 | 28 | 102 |
3 | テンプレート:Flagicon イギリス | 34 | 43 | 43 | 120 |
4 | テンプレート:Flagicon ウクライナ | 32 | 24 | 28 | 84 |
5 | テンプレート:Flagicon オーストラリア | 32 | 23 | 30 | 85 |
6 | テンプレート:Flagicon アメリカ合衆国 | 31 | 29 | 38 | 98 |
7 | テンプレート:Flagicon ブラジル | 21 | 14 | 8 | 43 |
8 | テンプレート:GER | 18 | 26 | 22 | 66 |
9 | テンプレート:Flagicon ポーランド | 14 | 13 | 9 | 36 |
10 | テンプレート:NED | 10 | 10 | 19 | 39 |
日本人メダリスト
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navboxテンプレート:Link GA- ↑ http://m.korea.net/japanese/NewsFocus/Sports/view?articleId=101950 2012年9月4日閲覧
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ ロンドンパラリンピック 入場チケット販売要綱 テンプレート:En icon
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ http://paralympicclosingceremony.tumblr.com/tagged/stage7
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ オリンピックと同じく、いきものがかりの「風が吹いている」がテーマソングとして流れた。
- ↑ 「~興奮と感動を再び~ロンドン2012パラリンピック スカパー! での放送予定について」 - スカパー! ニュースリリース(2012年8月23日)
- ↑ 「金」選手間違え、授与し直し…パラリンピック読売オンライン 2012年9月1日
- ↑ パラリンピック:敗退ピストリウス「相手の義足長過ぎ」毎日新聞 2012年9月3日
- ↑ 「彼の義足長すぎる」 男子200連覇逃す ピストリウス、優勝者を批判東京新聞 2012年9月4日