レッド・エンタテインメント

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テンプレート:Infobox 株式会社レッド・エンタテインメントRed Entertainment Corporation)はゲームアニメーション等各種コンテンツの企画・製作を行なう会社である。

マルチクリエイター広井王子によって設立されたレッドカンパニーを前身とし、これまでに様々なゲームやアニメの製作に携わっている。

社名の『RED』とは、『魔神英雄伝ワタル』シリーズの『皇帝龍(Royal Emperor Dragon)』の略である[1]とされているが、広井王子によればこれは後からの「こじつけ」であり、実際には単に広井が赤色を好んでいることに由来している[2]

2011年3月にUltiZenグループとの資本提携を実施したが、2013年9月には同解消を発表。主要株主および経営実態について不明瞭な状態となっている。

沿革

  • 1976年 -「レッドカンパニー(個人事業)」を立ち上げる。
  • 1984年 - 有限会社レッドカンパニー設立。
  • 1989年 - 『天外魔境ZIRIA』発売。
  • 1991年 - 株式会社レッドカンパニーへ改組。
  • 1996年 - 『サクラ大戦』発売。
  • 2001年 - 株式会社レッドカンパニーより営業譲渡し、株式会社レッド・エンタテインメントを設立、広井王子が会長に、名越康晃が社長に就任。
  • 2002年 - セガの資本を受け入れ、セガ傘下に。
  • 2005年11月28日 - レッド・エンタテインメントの経営陣がセガ所有の株式をMBO方式で譲り受け、セガグループを離れる。
  • 2006年3月 - 優先株の第三者割当により約7億円の資金調達を実施。
  • 2008年3月 - 約5億円の減資を実施。
  • 2011年3月 - 中国UltiZen Games社との資本・業務提携を発表。UltiZen社が株式を取得し、同社の子会社となる[3]
  • 2013年9月 - UltiZenグループとの資本提携を解消。

代表作

映像作品

ゲームソフト

共同制作が多いように、プログラムなどの実開発作業は担当していない。

その他

脚注

  1. 「REDってなぁに?」『アニメージュ』1990年1月号、徳間書店、p.36.
  2. 「MDゲーム文化学院」『メガドライブFAN』1992年4月号、徳間書店、p.62.
  3. 中国UltiZen、レッド・エンタテインメントを買収 日中共同で「Produce in Japan、Made in China」を目指す、Game Watch、2011年4月1日
  4. テンプレート:Cite web

外部リンク

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