ユーラシア大陸

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ユーラシア大陸(ユーラシアたいりく、テンプレート:Lang-en-short)は、ヨーロッパアジアとを合わせた地形的に独立した地域の事。六大陸の中で一番大きい大陸である。

概要

その語源がユーロ (Euro) + アジア (Asia) にあることからもわかるように、ヨーロッパアジアとを合わせた地形的に独立した地域を指す。

かつての古代ギリシア古代ローマ人の地理的な知見は地中海沿岸に限られており、北岸がヨーロッパ、南岸がアフリカ、東岸がアジアと定義された。しかしその後、地理的な知見が拡大するとともに、ヨーロッパとアジアの地理的な境界が明確でない事が明らかとなった、そのため現在では、地理的には両者を一体として、ユーラシア大陸として扱われる。

もっとも現在でも、アジアとヨーロッパの区別は存在するが、その境界は人為的なものなので明確でない。ウラル山脈カスピ海大コーカサス山脈黒海などを境にする説が主流である。

なお、アフリカに関しては、スエズ地峡という明確な境界が存在するため、スエズ地峡以南はアフリカ大陸、以北はユーラシア大陸と、地理的に明確に区分される。ただし、両者は地続きであることから、これを合わせてアフロ・ユーラシア大陸と呼ぶことがある。

面積5492万平方km、全陸地面積の37%を占める。海岸線総延長距離は10万7800km。

モンゴル高原から黒海北岸のキプチャク草原にいたる地域を中央ユーラシアと呼ぶ。遊牧民の諸国家と定住民の諸国家が中央ユーラシアをめぐって興亡した。また、中央ユーラシアは東アジア南アジア西アジア、ヨーロッパを結ぶ陸の交易路の結節地帯であり、経済・文化の交流が盛んにおこなわれた地域でもある。

N60-90, E0-30 N60-90, E30-60 N60-90, E60-90 N60-90, E90-120 N60-90, E120-150 N60-90, E150-180 N60-90, W150-180
N30-60, W0-30 N30-60, E0-30 N30-60, E30-60 N30-60, E60-90 N30-60, E90-120 N30-60, E120-150 N30-60, E150-180 N30-60, W150-180
N0-60, E30-60 N0-60, E60-90 N0-60, E90-120 N0-60, E120-150
経度・緯度30度刻みの地形図によるユーラシア大陸の位置

トピック

関連項目

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