ホンダ・アスコットイノーバ
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テンプレート:Infobox 自動車のスペック表 アスコット イノーバ(Ascot innova)は、本田技研工業がかつて製造・発売していたセダン型の小型乗用車である。
概要
当時プリモ店の最上級車であったアスコットのスポーツバージョンとして販売された。同社の埼玉製作所のアコード・アスコットと同じラインで生産されていた(エンジンは当時の和光工場、完成車は狭山工場)。
英国版アコードをベースにした4ドアハードトップ(サッシュレス)であるが、デザインには大きく異なる部分もある。
アコードに搭載されているF20A型 直4 2.0L SOHC 135PS(2.0i・C、2.0i)とDOHC 150PS(2.0Si)、それにプレリュードの輸出用に使用されていたH23A型 直4 2.3L DOHC 165PS(2.3Si-Z)がラインアップされており、2.0Lは5ナンバー、2.3Lは3ナンバーとなる(全幅も1,710mm)。
トランスミッションは基本的に4速ATだが、最廉価グレードの2.0i・Cのみ5速MTが搭載されている。
車台を共用していた当時のアコード・アスコットと同様に、メーカーオプションとして4WSも用意されていた。
グレード構成
- 2,000cc SOHC F20A型 直4 135PS
- 2.0i・C
- 2.0i
- 2.0i・4WS
- 2,000cc DOHC F20A型 直4 150PS
- 2.0Si
- 2.0Si・4WS
- 2,300cc DOHC H23A型 直4 165PS
- 2.3Si-Z
- 2.3Si-Z・4WS
- 2.3Si-Z・TCV
- 2.3Si-Z・TCV・4WS
初代 CB3/4/CC4/5型(1992-1996年)
車名の由来
- 「イノーバ」とは革新的・刷新を意味するイノベーション(INNOVATION)の略。
キャッチコピー
- 発売初期:ハードトップイノベーション