プレイボーイ
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プレイボーイ(Playboy)
英語で、男性の遊び人、色男など。 主に、女性を次々と誘惑したり虜にするような、やり手の男性を意味する。 本来のプレイボーイには、恋愛に関することだけでなく、多趣味な男性や多才な男性といった意味合いも含まれている。従って、日本で多く解釈されている遊び人や女好きという意味合いでは Woman chaser や Ladies' man 、Womanizer(女たらし)といった英単語の方が近いとする辞書もある。なお、一部の外来語辞典などでは「プレーボーイ」とも表記される。[1]
同義語には、フランス語のジゴロがある。また、プレイボーイの代名詞的な人物には、スペインの伝説上の貴族ドン・ファン、イタリアに実在した作家ジャコモ・カサノヴァ(カサノバ)などがいる。
対語はプレイガール(Playgirl)である。
- アメリカのメディア
- PLAYBOY – アメリカの雑誌。1953年に実業家ヒュー・ヘフナーやエルドン・セラーズ(Eldon Sellers)などが共同で創刊した男性向けの月刊雑誌で、世界中で販売されている。同誌の表紙を飾る女性モデルはプレイメイトと呼ばれ、創刊号のピンナップ(ポスター)はマリリン・モンローが飾ったことでも知られる。また、雑誌の販売増加に伴い、1960年にシカゴで第一号店がオープンしたナイトクラブ「プレイボーイ・クラブ(Playboy Club)」では、ホステスたちがウサギをモチーフにした衣装を身に付け、これが「プレイボーイ・バニー(Playboy Bunny)」として好評を得たことで、後に世界中のナイトクラブなどで同様のバニーガールのファッションが採用されるようになった。なお、シンボルマークとなっているウサギは、デザイナーのアート・ポール(Art Paul)による考案で創刊二号目から採用され、「バニー・ヘッド(Bunny head)」または「ラビット・ヘッド(Rabbit head)」などの愛称で親しまれている。ライバル誌には、1965年にボブ・グッチョーネが創刊した月刊誌「ペントハウス」がある。
- Playboy Enterprises - プレイボーイ・エンタープライゼス。アメリカの雑誌PLAYBOYの編集販売、テレビ放映(Playboy TV、日本語版「プレイボーイチャンネル」)、オンライン販売(Playboy Online)、ナイトクラブの経営(Playboy Club)、慈善団体の運営(Playboy Foundation)、ウサギをモチーフにしたシンボルマークやデザインの版権(Bunny head)、アパレルやファッションブランド業界とのタイアップ商品など、全てを管理している株式会社。
- アメリカの自動車
- プレイボーイ・モーター・カー - アメリカのニューヨーク州に1947年から1951年に実在した自動車会社Playboy Motor Car Corporationのこと。この会社に、アメリカの雑誌PLAYBOYを創刊した一人であるエルドン・セラーズの母親が勤めていたことから、雑誌名を決める際の由来となった。
- プレイボーイ (自動車) - アメリカのプレイボーイ・モーター・カーが製造販売した自動車(オープンカー)。
- 日本
- 月刊プレイボーイ - 日本の男性向け月刊雑誌。アメリカの雑誌PLAYBOYと集英社が正式に提携し、1975年から2009年まで日本語訳および再編集して発行していた。
- プレイボーイ (パチスロ) - 日本のパチスロ機。2007年にアメリカの雑誌PLAYBOYとのタイアップで、山佐株式会社が製造販売した。
脚注・出典
- ↑ ジーニアス英和大辞典(大修館書店、2001年)より。