ブルームバーグテレビジョン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox TV channel ブルームバーグテレビジョンは、経済専門通信社のブルームバーグが運営する経済専門の衛星テレビジョン放送局である。

番組は、世界三大金融センターであるニューヨークロンドン香港を中核に、時々刻々変化する世界の経済・企業・金融情報、企業の首脳(社長・会長など)へのインタビューなどをリアルタイムで毎日24時間休みなしに提供される。

沿革

1994年にアメリカにてブルームバーグテレビジョンは開局。日中は経済ニュースなどを放送。夜間や週末は投資・スモールビジネスの他に政治・芸術分野などに関した番組を手がける。ブルームバーグでは放送されないが、『チャーリー・ローズ』(アメリカのインタビュアーによる番組)の制作を手がけている。また、1996年にはラジオ局を買い取る形でラジオサービスをスタート。衛星ラジオを介せばアメリカ中で聴くことができる。テレビ・ラジオ共にインターネットでストリーミング放送が実施されている。

イギリス・アジア向け放送の他、ヨーロッパ・日本・ブラジルでは現地の言語で放送。インターネットで配信(データスクリーンは除く)するなど国際的に事業を展開。

しかし、2009年に金融危機・不況に伴い人員削減などの整理計画が実施となった。英語以外の放送は2009年に放送を終了して、英語放送に切り替えることとなった。ヨーロッパ圏は3月8日に終了、日本は4月30日に、南米地域も2009年中に終了する見込み。これに伴い、英語放送(都合3チャンネル)は各地域のみの放送を減らして同一のスケジュールへシフト。ニューヨークからは1日13時間、ロンドンからは5時間30分、アジア(香港シンガポール)では1日7時間30分制作する。

チャンネル一覧

  • Bloomberg (America) (アメリカでのテレビ放送)
  • Bloomberg Asia(アジア太平洋、英語放送)
  • Bloomberg Europe (イギリス)
終了したチャンネル
  • イタリア
  • スペイン
  • ドイツ
  • 日本
  • フランス
  • ブラジル
  • ラテンアメリカ(スペイン語)

アメリカ・イギリス・アジア太平洋向け番組はそれぞれの番組内容を共有。

データスクリーン

左右逆L字型画面を利用した形で画面を3分割、5つのデータゾーンで情報を提供していた。画面左上ではブルームバーグのテレビ番組を放送。データスクリーンは画面上から現在時刻、主要市況指標、指標や株価・為替の一覧とチャート、スクロール表示による各銘柄別の現在値・終値、最下段は文字ニュースとなる。[1]

2007年から表示方法を変更。映像はフルサイズで放送し、被さる格好で下3行をスクロール画面とした。上から主要市況指標と現在時刻、文字ニュース、為替や指標・各銘柄別の現在値・終値。[2]

日本語放送

テンプレート:日本の衛星放送チャンネル テンプレート:日本の衛星放送チャンネル 日本向けは1996年開局。スカイパーフェクTV!(250ch)・ケーブルテレビインターネット放送及びWOWOWデジタルプラスイーピー放送でも放送された。また、番組の一部を地上波テレビ局にも配信、週に1度フジテレビに向けて出稿していた。アジア太平洋版の放送はスカイパーフェクTV!(742ch)・ひかりTVケーブルテレビジョン東京で配信。

日本での事業開始当初は放送の外資規制があり、ブルームバーグ本体が日本で放送事業を手がけるのは不可能だった。そのため、日本で現地法人ブルームバーグ・ジャパンを設立(ブルームバーグの東京支社とは別物で、実態はペーパーカンパニー)、朝日新聞社伊藤忠商事の3社が合弁で「ブルームバーグ情報テレビ」を設立。この会社が「ブルームバーグテレビジョン」のサービスを手がけていた。

サービス開始当初、情報テレビ社の社長には日本テレビ放送網の報道局で幹部をしていた人物をヘッドハンティングした。しかし、この人物は1年弱で突然退社。次に就任した女性社長の下では社員が大量退社して、怪文書まで出る始末。この事件が「週刊文春」や「サイゾー」などの雑誌に報道されることになり、女性社長は更迭、ブルームバーグ東京支局へ異動となる。以後社長は米本社から派遣された人物が就くことになる。経営に関しても芳しくなく、現在の日経CNBCなどとの競合で加入者数が増えず、当初見通しを下回っていた。非上場企業なので財務状態は社員にも公開されていないが、慢性の赤字状態だったと言われている。

規制緩和で放送の外資規制が緩和されたことを受けて、2002年にブルームバーグ情報テレビは解散、サービスはブルームバーグ本体に移管され、その後日本語版はブルームーバーグ東京支局がサービスを担当することになった。

2006年に東京支局を丸の内郵船ビルから丸の内ビル(丸ビル)に移転。

2009年2月5日、日本語を含む英語以外のテレビ放送を打ち切ることが、複数の米メディアによって報じられる。日本では2009年4月30日24時に放送終了。併せてスカパー!などで実施されていたアジア太平洋版(英語放送)の配信も打ち切られた。

閉局後

こうして日本語放送に携わってきた従業員が15人程度削減される、と一部で推測されていた。このうち、閉局間際までキャスターを務めてきた曽宮一恵はこれを機にフリーアナウンサーに転向した。一方でブルームバーグに残留する従業員もいた。

2009年10月12日深夜(13日午前)からTBSの経済情報番組『ビジネス・クリック』(第1期)において、ブルームバーグが情報を提供することになり、かつて日本語版放送のキャスターだった吉川淳子が出演していた。なお同番組は2013年4月より週1回の番組として再開しており、吉川はロイターのニューヨークスタジオから解説を行っている。

また、BSフジの報道番組『BSフジLIVE プライムニュース』においてもブルームバーグによる経済ニュースコーナーが放送されている。

主な番組

副音声では日中は日本語の株式情報、夜間はニューヨーク・ブルームバーグラジオを放送していた。


以下の出演者については、代理で別のキャスターが担当する日もあった(2009年4月の時点)。

ブルームバーグ インターナショナル
5:00-8:30 (生放送は6:00から)
ブルームバーグ オンザマーケット
8:30-12:00
ブルームバーグ ボイス
12:00-12:30
ブルームバーグ マーケットライン
12:30-15:00
ブルームバーグ マネートゥデイ
15:00-20:00
ブルームバーグ マネートゥナイト
20:00-翌5:00 (実際は6:00まで、主に再放送)ほか


30分間のセグメント(当初からフォーマットを敷いて放送している)

  •  :00(:30) トップニュース、市況
  •  :05(:35) TOKYO MARKET UPDATE
  •  :10(:40) ニュース・インタビューなど
  •  :18(:48) ニュース・インタビュー
  •  :26(:56) WORLD NEWS UPDATE

日本語版ブルームバーグを放送したことがあるチャンネル

地上波放送
衛星・CATV他

関連項目

注釈

  1. 旧3分割画面紹介の動画
  2. 日本語版は2008年5月12日に新画面分割へ移行した。 新画面サンプル画像

外部リンク