フィリウス・フリットウィック

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フィリウス・フリットウィック(Filius Flitwick)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔法使いである。

登場巻

全巻

人物

ホグワーツ魔法魔術学校の「呪文学」(2年次までは「妖精の魔法」)の教授で、レイブンクロー寮の寮監。10月17日生まれで生年は不明だが、ジェームズ・ポッターO・W・Lを受けている時に試験監督をしていたことから、かなり昔からホグワーツで教師を務めていると思われる。

フレッドとジョージ・ウィーズリー曰く「すべての生徒が試験に合格できるように教えてくれる」先生で、授業は分かりやすくて面白い。加えて、良いことをしたらお菓子などのご褒美をくれるなど優しい性格でもあり、寮監を務めるレイブンクロー寮の生徒は勿論、グリフィンドール生やハッフルパフ生からも慕われていた。

ゴブリンの血を引いている為に非常に小柄で、授業を行う時は机の上に本を積み上げて立っていた。試験の解答用紙を集めようとして「呼び寄せ呪文」をかけたところ、呼び寄せた解答用紙によって吹き飛ばされたこともあった。

体格とは裏腹に、若い時は決闘チャンピオンだったことがあり、戦闘に長けた一面もあった。7巻終盤では、死喰い人の中でも戦闘に秀でたアントニン・ドロホフと対決し、倒していた。

映画・ゲーム

賢者の石』から登場。ワーウィック・デイヴィスが演じている。日本語版の吹き替えは田村錦人(1・4~6・8)、佐々木睦(3)が担当した。

当初は白い髪と長い髭をたくわえたゴブリンのような外見だったが、原作者のJ・K・ローリングはフリットウィックについて身長が低いこと以外は普通の人間をイメージしていた為、『アズカバンの囚人』以降は茶色の髪と口髭をした人間にデザイン変更された。また映画では、ホグワーツの合唱団の指揮者も担当していた。

ゲームでは緒方賢一が日本語版の声を担当している。

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