ハリー・コニック・ジュニア
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テンプレート:ActorActress ハリー・コニック・ジュニア(Harry Connick Jr., 1967年9月11日 - )はアメリカ合衆国ニューオーリンズ市出身の歌手・ピアニスト・俳優である。
プロフィール
ビッグ・バンド・スタイル
母親のアニタ・フランシスは弁護士および判事[1]。父親のハリー・コニック・シニアは1973年から2003年までニューオリンズの検事であった[2][3]。母親はユダヤ系[4][5][6]、父親はアイルランド系[7]。法曹関係の仕事をする一方、レコードショップを経営する両親の影響で小さい頃からフランク・シナトラ、デューク・エリントンを好んで聞いていたという[8] 。3歳からピアノを始め、10歳でニューオーリンズのジャズバンドと共にレコーディングする[9]。19歳で初めてのアルバムを出した。1940年代-1960年代のフランク・シナトラを彷彿とさせる「ビッグ・バンド・スタイルの再来」と評され、サントリーのテレビCMに出演したこともあり、来日経験もある。
1990年代中盤にはファンク・スタイルへの移行を行ったものの、その後再びビッグ・バンド・スタイルへ回帰しており、数度に渡りグラミー賞にノミネート、また受賞している。
俳優活動
映画『恋人たちの予感』の音楽を手がけ、グラミー賞を受賞している他、1990年代より俳優としても活躍しており、『メンフィス・ベル』や『インデペンデンス・デイ』などに出演している。
その他
米人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』では過去2度メンターを務めていたが、2014年放送のシーズン13で審査員に就任した。
主なアルバム
- When Harry Met Sally...(1989年):1989年度グラミー賞受賞
- We are in love(1990年):1991年度グラミー賞受賞
- Blue Light, Red Light(1991年)
- She(1994年)
- To See You(1997年)
- Come by Me(1999年)
- Songs I Heard(2001年):2002年度グラミー賞受賞
- Only You(2004年)
- Harry on Broadway, Act I(2006年)
- Chanson du Vieux Carre : Connick On Piano, Volume 3(2007年)
- Your Songs(2009年)
主な出演作品
映画
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1990 | メンフィス・ベル Memphis Belle |
クレイ・バグジー | |
1991 | リトルマン・テイト Little Man Tate |
エディ | |
1995 | コピーキャット Copycat |
ダリル | |
1996 | インデペンデンス・デイ Independence Day |
ジミー・ワイルダー大尉 | |
1997 | エクセス・バゲッジ/シュガーな気持ち Excess Baggage |
グレッグ | |
1998 | 微笑みをもう一度 Hope Floats |
ジャスティン | |
1999 | アイアン・ジャイアント The Iron Giant |
ディーン・マッコーピン | 声の出演 |
2000 | マイ・ドッグ・スキップ My Dog Skip |
- | ナレーター、声のみ |
2001 | 南太平洋 South Pacific |
ジョセフ・ケイブル | テレビ映画 |
2002 | アイ ラブ ヒットマン Life Without Dick |
ダニエル・ギャラハー | |
2003 | 閉ざされた森 Basic |
ピート・ヴィルマー | |
2006 | BUG/バグ Bug |
ジェリー・ゴス | |
2007 | P.S. アイラヴユー P.S. I Love You |
ダニエル | |
2009 | ニュー・イン・タウン New In Town |
テッド・ミッチェル | 日本劇場未公開 |
2011 | イルカと少年 Dolphin Tale |
クレイ・ハスケット |
テレビシリーズ
放映年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
2002-2006 | ウィル&グレイス Will & Grace |
レオ | 23エピソード |
2012 | LAW & ORDER:性犯罪特捜班 Law & Order: Special Victims Unit |
デヴィッド・ヘイデン | 4エピソード |