ニック・ロウ
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ニック・ロウ(Nick Lowe、1949年3月24日-)は英国のロックミュージシャン、作曲家、ベーシスト、音楽プロデューサー。
来歴
1966年にKippington Lodgeのメンバーとしてデビュー。後にKippington Lodgeはブリンズレー・シュウォーツ(Brinsley Schwarz)になる。ブリンズレー・シュウォーツは1970年代のイギリスを代表するパブロックバンドといわれるようになる。
ブリンズレー・シュウォーツ解散後は、スティッフ・レコードのハウス・プロデューサーとして評価を得る(ダムド『Damned Damned Damned』など)一方、デイヴ・エドモンズらとロックパイルとして活動。ロックパイル解散後は、ソロ活動やエルヴィス・コステロ、プリテンダーズらのプロデューサーとしても活躍した。
1980年代末期にはライ・クーダー、ジョン・ハイアット、ジム・ケルトナーと共にLittle Villageを結成し、1992年に唯一のアルバム『Little Village』を発表。
2009年11月にはライ・クーダーとその息子のヨアキム・クーダーと共に来日。
ディスコグラフィー
- Jesus of Cool(1978年)
- Labour of Lust(1979年)
- Nick the Knife(1982年)
- The Abominable Showman(1983年)
- Nick Lowe & His Cowboy Outfit(1984年)
- 16 All Time Lowes(1984年、コンピレーション)
- The Rose of England(1985年)
- Nick's Knack(1986年、コンピレーション)
- Pinker and Prouder than Previous(1988年)
- Basher: The Best of Nick Lowe(1989年、コンピレーション)
- Party of One(1990年)
- The Wilderness Years(1991年、コンピレーション)
- The Impossible Bird(1994年)
- Dig My Mood(1998年)
- The Doings(1999年、全集)
- The Convincer(2001年)
- Untouched Takeaway(2004年、ライブ)
- At My Age(2007年)
代表曲
- Cruel To Be Kind(邦題:恋するふたり)
- (What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding
- I Knew the Bride
- I Love The Sound of Breaking Glass
- American Squirm
- So It Goes
- Heart of the City
- Half A Boy, Half A Man(邦題:子供・大人)
- All Men Are Liars
- Bay City Rollers We Love You(Tartan Horde名義。邦題:憧れのベイ・シティ・ローラーズ)(1975年)
- 日本ではJOHNNY'Sジュニア・スペシャルがカバーした。
- Let's Go To The Disco(The Disco Brothers名義)(1976年)
- Rollers Show(Tartan Horde名義。邦題:愛しのベイ・シティ・ローラーズ・ショー)(1977年、日本独自のシングルカット)