ニチダイ硬式野球部
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ニチダイ硬式野球部(にちだいこうしきやきゅうぶ)は、京都府京田辺市に本拠地を置き、日本野球連盟に所属する社会人野球チームである(練習グラウンドは京都府綴喜郡宇治田原町に所在する)。
概要
1997年、金型製造業中堅のニチダイが野球部を創設。京滋奈地区では日本新薬、ミキハウス(廃部)、日本IBM野洲(休部)、三菱自動車京都(廃部後、三菱自動車京都ダイヤフェニックスとして再興)らに全国大会の出場を阻まれてきた。
2004年、日本選手権近畿予選で、日本新薬らを撃破して全国大会初出場を果たした。
2005年の第76回都市対抗野球大会では近畿予選に駒を進め、あと1勝で本大会出場であったが、NOMOベースボールクラブの前に涙を飲んだ。その雪辱を期して臨んだ翌2006年の大会では、予選で日本新薬を破って波に乗り、ついに本大会初出場を決めた。1回戦でホンダと対戦し、11対1で8回コールド負けを喫している。しかし、2007年以降は予選敗退が続き、さらにチームを都市対抗本大会出場に導いた桑野監督も退任するなど、年々チーム力の低下が顕著となっていたが、2012年の日本選手権近畿予選で三菱重工神戸相手に0-7から逆転サヨナラ勝ち、6大会ぶりの日本選手権出場を決めた[1]。本戦では日立製作所に完封勝ちを収め、2大大会初勝利を挙げた。2013年は近畿地区第四代表の座を確保し、7年ぶりの都市対抗出場を決めた。また、この大会でホンダ熊本に1-0で勝利し、都市対抗野球初勝利を挙げた。
社業優先という制約があり、選手たちは全員工場のラインで現場業務に従事してから日々の練習に参加している。