ドリフと女優の爆笑劇場
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 ドリフと女優の爆笑劇場(どりふとじょゆうのばくしょうげきじょう)は、テレビ朝日系列で放送された「水曜スペシャル」で原則として年5回ペースで1977年から1989年まで放送されたコント番組。
概要
番組は、ザ・ドリフターズが、ゲストの女優とコントを繰り広げる構成であった。メインコーナー「ドリフの爆笑家族」では、長介一家と、ゲスト女優がそのお母さん役を演じていた。主なパターンとしては、いかりや長介がお父さん、志村けんがおじいちゃん、加藤茶が息子の茶坊、仲本工事がお兄さん、高木ブーが娘のブー子の役であった。最初のいかりや家のお母さん役を演じたのは、森光子。中村玉緒、松坂慶子、白川由美なども演じることがあった。その他、「乙女の診察室」では、医師に扮したいかりやと看護婦に扮したその他のメンバーが、受診に来た女優に対し珍問診をする。「夫婦百景」では志村と女優が夫婦の設定でコントを繰り広げる。
番組のきっかけは、1977年4月4日に放送した『おめでとう!新入学だよドリフターズ』であり、その後に本番組が継続された。
ドリフ出演のバラエティ番組では彼らの歌唱による替え歌のテーマ曲が通例となっていたが、この番組のテーマ曲は「ドリフのズンドコ節」の替え歌であるものの女性コーラスグループの歌唱となっていた。
コント
- いかりや一家
- 森乃屋旅館
1986年『ドリフと女優の爆笑劇場!!夏まっさかり!森乃屋旅館は大さわぎ!!』
出演:女将:森光子、中居:野村昭子、中居:渡辺えり子、お客さん:荒井注
- 乙女の診察室
- 夫婦百景
この他に数本の単発コントで構成されていた。
出演した女優
ほか
特別版
2004年3月24日にザ・ドリフターズ結成40周年並びにテレビ朝日開局45周年記念特別番組として「ドリフと光子の爆笑!スペシャル」と題された、この番組を中心としたドリフ特集を組んだ番組が放送された。尚、同年3月20日にいかりやが死去した為この特番が急遽追悼番組へと再構成され「この番組は3月11日に収録したものです」等のテロップを番組内で幾度出すようにし、いかりやが死去して間もない事を考慮しコントの台詞オチの一部をピー音で処理していた。
加藤と志村の進行の下でVTRを優香、さまぁ〜ず、小池栄子、松嶋尚美らのゲストとスタジオで見る形式で、仲本、高木、森光子他はVTR出演をし、いかりや出演部分は「ドリフ大爆笑」(フジテレビ)の時に収録したものを流用していた。
その他
2009年2月8日にテレビ朝日開局50周年記念特別番組「50時間テレビ」最終日の番組として放送された「あのシーンをもう一度!伝説の高視聴率超大ヒット人気番組ぜ〜んぶ見せます!スペシャル」内で、この番組の傑作コントの一部が放送。不定期ゆえに他のドリフ番組よりも知名度が低いにも関わらず、テレ朝を代表するバラエティ「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」「欽ちゃんのどこまでやるの!?」よりも時間を割いて放送された。
関連項目
- 加トちゃんケンちゃん光子ちゃん(フジテレビ) -