トヨタ・コロナEXiV

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コロナEXiVCORONA EXiV - エクシヴ)は、トヨタ自動車が生産していた乗用車

歴史

初代 T18#型(1989年 - 1993年)

テンプレート:Infobox 自動車のスペック表 元モデルはセリカをベースにしたコロナクーペであり、姉妹車には、同じくセリカのプラットフォームベースの初代カリーナEDが存在したが、カリーナEDのヒットによりコロナのフルモデルチェンジクーペは消滅、コロナEXiVとしてスタイリッシュな4ドアピラーレスハードトップセダンになり登場する。

セリカ/カリーナEDと共通のプラットフォームで、背の低いボディーのためセダンとしての居住性(ラグジュアリー性能)は低い。カリーナED同様、流麗なスタイリングは熟年層向けなイメージであったコロナセダン・カリーナセダンとは違い、若年層に大いに受け入れられた。

駆動方式は前輪駆動で、排気量は1,800cc、2,000ccの2種類のエンジンをラインナップしており、四輪操縦と二輪操縦の切替可能な世界初デュアルモード4WSを搭載した。なお、同時期のセリカに搭載されていたアクティブサスペンション4WDターボモデルは設定されていなかった。

  • 1989年 - 初代登場。
  • 1990年8月 - 一部変更。ハイメカツインカム車は出力向上が図られた。
  • 1991年8月 - マイナーチェンジが実施された。フロントグリルのエンブレムは、コロナの「太陽冠」から「Exiv」に変更され、リヤのトランクリッドにはトヨタのCIマークが取り付けられた。シャーシ面でも2WS車のリアトレッドが拡大され、1,800cc車もフロントブレーキの拡大に伴い14インチ5穴ホイール化された。

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2代目 T20#型(1993年 - 1998年)

テンプレート:Infobox 自動車のスペック表 2代目からは4ドアピラードハードトップとなり、姉妹車であるセリカやカリーナEDと共にボディーの大型化と安全性で3ナンバーとなる。この代からセンターピラーが他のハードトップ車と同様に付くようになる。

全日本ツーリングカー選手権(JTCC)に参戦した事でスポーティーさをアピールしていたが、時代はハイソカーやスポーツカーからRV等の大型の車両に移ってゆくことと、サイズアップによりコロナEXiVの取り扱い店であるトヨペット店では3ナンバーのマークIIと競合したことで人気は下火となってしまった。マイナーチェンジ時にグレード構成において「GT」等のスポーツ色の強いものが追加されつつも、その低いルーフが影響する居住性を悪化させ、販売台数は下降線をたどった。

前輪駆動の3S-GE型搭載モデルにおいては、前期モデルでオプションだったスーパーストラットサスペンションが後期モデルでは標準装備になる。姉妹車のカリーナEDでは、後期モデルでもオプションである。

  • 1993年10月 - モデルチェンジし2代目となる。
  • 1994年5月 - 3S-GE型エンジン搭載車にフルタイム4WD車を追加。コロナEXiVとしては、最初で最後の4WD車である。4WDの駆動方式はMT車はセリカGT-FOURと同じビスカスカップリング式。AT車がコロナセダン4WDと同じECハイマチック式。
  • 1995年9月 - マイナーチェンジを行うと同時に、運転席エアバッグが全車標準装備となった。コスト削減において前ドアのステップランプ、集中ドアロックの車速オート機能、キー穴照明が廃止され、3S-FE型搭載車以外はエアコンがマニュアル式に変更された。 
  • 1996年6月 - ABSと助手席エアバッグを全車標準装備とした。マルチAVステーションをオプション設定。
  • 1998年4月 - 折からのハードトップモデル縮小傾向の影響を受け、姉妹車のカリーナEDとともに生産終了。

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車名の由来

  • コロナ - 英語皆既日食の時に見られる光環のこと。
  • EXiV - Extra Impressive(際立って印象的な)を略した造語。

「エクシヴ」? 「エクシブ」?

日本語において、時にV音をどう表記するかで論争になったり、あるいは混乱したりすることがある(→)。

EXiVもそのうちの一つであり、カタカナ表記を「エクシ」とする場合と「エクシ」とする場合がある。だが、180系200系共にCMでは「エクシ」と表記されていたため、「エクシブ」は間違いであるといえる。

関連項目

外部リンク

テンプレート:自動車テンプレート:Toyopet Timeline テンプレート:トヨタ車種年表