チョンブリー県
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チョンブリー県(チョンブリーけん、タイ語: จังหวัดชลบุรี )はタイ王国・中部の県(チャンワット)の一つ。チャチューンサオ県、チャンタブリー県、ラヨーン県と接し、海岸部はタイランド湾と接する。チョンブリ県とも称される。
歴史
チョンブリーの領域はアユタヤ時代から地方都市として栄えていた。その他、現在のチョンブリー県の領域には、ムアン・バーンサーイ、ムアン・バーンプラーソーイ、ムアン・バーンプラ、ムアン・バーンラムンなどがあったがこれらはチャクリー改革の過程でチョンブリー県に編入された。
1950年代頃までは県は発展から遅れていた。しかしベトナム戦争を境に県内のウータパオ空軍基地が利用され、近くにあったパタヤが保養地として利用され始めたため、県内およびパタヤは大きく発展した。
地理
県はバンコクの郊外にあり、タイランド湾が角張っているところに位置する。県内北部には肥沃な土地が広がり農業に利用されている一方で、県西北部から南東部までは山脈もある。サッタヒープ郡には深めの入り江がある。
産業
県章
地元の住民によって神聖なものとされる、カオ・サームムックと呼ばれる海の中の丘があしらわれている。漁師達はカオ・サームムックが海難を防いでくれると信じているという。
県木・県花はカリン(テンプレート:Snamei)である。 |
行政区
チョンブリー県は11の郡(アムプー)に分かれる、さらにその下位に92の町(タムボン)と、687の村(ムーバーン)がある。
チョンブリー県の行政区分地図 |
関連項目
外部リンク
- จังหวัดชลบุรี (県公式サイト)