スタートレックIII ミスター・スポックを探せ!
テンプレート:Infobox Film 『スタートレックIII ミスター・スポックを探せ!』(スタートレックスリー ミスター・スポックをさがせ!、Star Trek III: The Search for Spock)は、『スタートレック』の(オリジナルシリーズ)全6作中3作目。スポックを演じるレナード・ニモイの初監督作品。劇場公開時の邦題は『スター・トレック3 ミスター・スポックを探せ!』。
ストーリー
カークたちはエンタープライズを救うために殉職したスポックの宇宙葬を行い、悲しみのうちに帰還する。しかしスポックの棺はジェネシス装置によって生まれた新惑星に軟着陸し、その肉体は魂の無い状態で再生していた。実はスポックは壮絶な死の間際、自己の魂(カトラ)をドクターマッコイに託していたのである。それを知りスポックの救出を司令官に掛け合うカークだったが、軍規によりジェネシス星へ近づく事は禁じられていた。もう一つの人格に苦しむマッコイやスポックの魂を救うため、カークたちはエンタープライズ号を乗っ取り惑星ジェネシスへ向かう。しかしその頃、カークの息子デヴィットが指揮する科学船グリソムはジェネシスへの航行を許可された。が、ジェネシス装置の存在を知ったクリンゴン人のクルーグによってグリソムは破壊され、デヴィットたちはスポックの肉体とともに捕虜にされてしまう。一方、ジェネシス装置には不安定な元素が使われていたことが分かる。そのため惑星ジェネシスは、急激な老化により終焉を迎えつつあった。
キャスト
役名 | テレビ (日本) | 俳優 | 日本語版1 | 日本語版2 |
---|---|---|---|---|
ジェームズ・T・カーク | カーク船長 | ウィリアム・シャトナー | 矢島正明 | 矢島正明 |
スポック | Mr.スポック | レナード・ニモイ フランク・ウェルカー(叫び声) |
瑳川哲朗 | 菅生隆之 |
レナード・マッコイ | Dr.マッコイ | ディフォレスト・ケリー | 山内雅人 | 小島敏彦 |
モンゴメリー・スコット | チャーリー | ジェームズ・ドゥーアン | 小林修 | 小林修 |
ウフーラ | ウラ | ニシェル・ニコルズ | 横尾まり | 朴璐美 |
ヒカル・スールー | 加藤 | ジョージ・タケイ | 富山敬、(坂東尚樹) | 坂東尚樹 |
パベル・チェコフ | チェコフ | ウォルター・ケーニッグ | 曽我部和恭 | 樫井笙人 |
デビッド・マーカス博士 | メリット・バトリック | 山寺宏一 | 田島康成 | |
サーヴィック大尉 | ロビン・カーティス[注釈 1] | 弥永和子 | 安藤麻吹 | |
クルーグ艦長 | クリストファー・ロイド | 内海賢二 | 内海賢二 | |
サレク大使 | サレク大使 | マーク・レナード | 納谷悟朗 | 納谷悟朗 |
トゥラル | デイム・ジュディス・アンダーソン | 高村章子 |
- 日本語版1は日本テレビ『金曜ロードショー』(1988年6月3日)で放送、追加収録の上LD(バイリンガル・コレクション)およびDVD(通常版)に収録(坂東直樹はカット部分の代役)
- 翻訳:木原たけし、演出:小山悟
- 日本語版2はDVD(スペシャル・コレクターズ・エディション)に収録
スタッフ
- 監督:レナード・ニモイ
- 製作脚本:ハーヴ・ベネット
- 音楽:ジェームズ・ホーナー
- SFX:インダストリアル・ライト&マジック
- 創作顧問:ジーン・ロッデンベリー
トリビア
テンプレート:独自研究 本作のストーリーや設定については、日本のアニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト』とそのテレビシリーズ版『宇宙戦艦ヤマト2』に酷似した部分が散見される。 具体的には、廃艦が決まった主役艦に、元乗組員たちが命令を無視して集まり出航させること、その原因が宇宙からの呼び声であること、また出航した主役艦を最新鋭の宇宙戦艦が追跡し、更にそのエンジンに主役艦の元乗組員が細工をしていて推力が止まり、追跡を諦めること、更に最後に主役艦が爆発して消滅することが挙げられる。
注釈
参考文献
外部リンク
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