スキップカード
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スキップカードは、仙台市交通局と宮城交通が発行しているプリペイドカード(ストアードフェアシステムカード)である。デザインは仙台市交通局発行と宮城交通発行で異なる。
1,000円、3,000円、5,000円の3種類が発売されており、利用金額にプレミアは付かないが、バス-地下鉄間の乗り継ぎ割引が適用される。このうち、乗り継ぎ割引は適用されないが、プレミアが付くカードを「ジョイカード」という。
適用路線
乗継割引
- 地下鉄の乗継指定駅からバスの乗継指定停留所に乗り換えると、バスの利用運賃から40円割引される。バスから地下鉄への場合も同様で、地下鉄の利用運賃から40円割引される。
- 乗継割引が適用される地下鉄の駅は、長町南、長町、北仙台、台原、旭ヶ丘、八乙女、泉中央の7駅で、いずれもその近辺の指定停留所との乗継によって適用される。
- 但し、5,000円のバスカードまたはメルシーカード(5,850円使用可)とジョイカード(5,500円使用可)を組み合わせて利用した方がスキップカードを利用するよりもお得である。このため、日常的にバス・地下鉄を利用する市民にとって、スキップカードのメリットはほとんどない。どちらかというと、たまに利用する市民か観光客向けのカードである。
販売箇所
- 仙台市交通局
- 泉中央駅・勾当台公園駅・仙台駅・長町南駅の乗車券発売所
- 交通局乗車券発売所
- 旭ヶ丘バスターミナル
- 市バス各営業所・出張所
- 仙台駅西口バスプール案内所
- バス車内の運賃箱(1,000円のスキップカードのみ)
- 地下鉄駅券売機
- 地下鉄駅務室窓口
- 地下鉄駅売店
- 委託発売所
- 宮城交通
- 仙台駅前西口案内所
- 長町南駅定期券発売所
- 地下鉄泉中央駅定期券発売所
- 富谷営業所
- 川崎案内所
- ミヤコーバス吉岡営業所
- ミヤコーバス塩釜営業所
- 委託発売所
IC乗車カード導入への動き
2014年(平成26年)12月に仙台市地下鉄南北線、2015年に仙台市地下鉄東西線と市営バス、および宮城交通の路線バスに、IC乗車カードicscaを導入予定。これに伴い、東西線・仙台市営バス導入時に販売停止となる[1]。 2016年には磁気カード乗車券の利用が停止され、払い戻しによる対応に切り替えられる予定。
脚注
関連項目
テンプレート:仙台市営バステンプレート:Pref-stub- ↑ テンプレート:PDFlink 仙台市交通局(2014年5月21日)