スカンディナヴィア半島
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スカンディナヴィア半島(スウェーデン語: Skandinaviska halvön, ノルウェー語: Skandinaviske halvøy, フィンランド語: Skandinavian niemimaa, 英語: Scandinavian peninsula)は、南側のバルト海を内海とする、ヨーロッパ北方の巨大な半島で、半島はノルウェー、スウェーデンの2国からなる。
中央にスカンディナヴィア山脈が走り、北極海側は氷河が作り出したフィヨルドと呼ばれる入り江が続く。バルト海に面した側は、湖沼の多い平坦な地形である。両側でその地形が極端に異なる二面性があり、世界的に見ても、多彩な自然環境を持つ半島であると言える。
地政学的には、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、ロシアの4カ国に分けられる。古くはヴァイキング(→ノルマン人)の根拠地であった。