ガイ・リッチー
テンプレート:ActorActress ガイ・リッチー(Guy Ritchie, 本名: Guy Stuart Ritchie, 1968年9月10日 - )は、イギリスの映画監督、脚本家。
来歴
生い立ち
ハートフォードシャー州ハットフィールド出身。準男爵の爵位を持つマイケル・レイトンの継息子であり、イングランド王エドワード1世の末裔にあたる。にもかかわらず、コックニー(ロンドンの下町訛り)で喋る為、モックニー(偽りのコクニー)との指摘がされている。
子供の頃見た『明日に向かって撃て!』に影響を受けて映画監督を目指すようになったという。15歳で学校を辞め(幼少期より読字障害のため[1]、勉強が困難であったと自身で言及している)、映画学校には行かず雑用係として映画スタジオで働くようになる。
キャリア
映画スタジオに働き出してすぐにその才能を発揮し、コマーシャルやミュージック・ビデオを手がけるようになる。
1995年に初めての短編映画『The Hard Case』を制作。続いて監督した群像劇『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』がヒット、注目されるようになる。英国の映画興行収入では第1位を獲得。続く『スナッチ』でも賞賛を浴びた。いずれも緻密な脚本によって構成された群像劇である。
2000年にアメリカの歌手マドンナと結婚。2002年には彼女主演でリナ・ウェルトミューラー監督の『流されて…』をリメイクした『スウェプト・アウェイ』を監督したが全くヒットせず、夫婦揃ってゴールデンラズベリー賞を受賞してしまった。
2004年8月31日、ゼネラルモーターズ・シボレー・コルベットの新コマーシャルが、消費者団体、安全団体の抗議を受け放送中止。このCMは少年が夢の中でコルベットを運転する内容だった。後に監督したBMW・M5のCMも、主演するマドンナがシートベルトをしていないとの抗議を受けて放送中止になった。
2009年にロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウを主演に迎えた『シャーロック・ホームズ』が公開。これまでで最も興行的に成功した作品となった。2011年にはその続編の『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』が公開された。
また『トップ・ギア』に出演した際に、昔は引越し屋を個人経営していたと発言した(1千ポンドのテーブルを壊して持ち主に「もっとクリエイティブになろう」と言い訳して映画監督になったと冗談めかして語っていた)。
私生活
2000年11月22日にアメリカの歌手マドンナと結婚。スコットランドの城で挙式。二人の間には2000年8月に誕生した息子のRoccoがいる。2008年11月21日に離婚[2]。
2011年、ガールフレンドでモデルのジャッキー・アシュリーとの間に息子が生まれた[3]。2人は2012年10月に婚約し[4]、同年11月には娘が生まれている[5]。
7歳の時に空手を始めた。柔道では黒帯[6]を、ブラジリアン柔術では茶色のベルトを所持している。チェルシーFCのファン[7]。
作品
映画
- ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ Lock, Stock and Two Smoking Barrels (1998) 監督・脚本
- スナッチ Snatch (2000) 監督・脚本
- スウェプト・アウェイ Swept Away (2002) 監督・脚本
- リボルバー Revolver (2005) 監督・脚本
- ロックンローラ RocknRolla (2008) 監督・製作・脚本
- シャーロック・ホームズ Sherlock Holmes (2009) 監督
- シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム Sherlock Holmes: A Game of Shadows (2011) 監督
短編
- The Hard Case (1995) 監督・脚本
- The Hire: Star (2001) 監督
- Suspect (2007) 監督
参照
外部リンク
テンプレート:ガイ・リッチー- ↑ http://www.biography.com/search/article.do?id=201267
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- ↑ "I am used to getting a good rumping from the critics. So what?" by Charlotte Edwardes, Daily Telegraph, UK. 26 September 2005.
- ↑ テンプレート:Cite web