カラバ
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カラバはアニメ『機動戦士Ζガンダム』および『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の社会ネットワーク。
概要
それまで個々に活動していた反連邦政府組織が30バンチ事件を皮切りにティターンズの脅威に対抗するために反連邦ネットワークとして組織化された。そのため本拠地と呼べる拠点は存在しない。 宇宙空域での反地球連邦組織エゥーゴに対し、地球上の活動を行っている。参加者も元ホワイトベースクルーのハヤト・コバヤシら地球連邦軍人が中心である。
上述の経緯から制服は特に定められておらず、ハヤトやアムロらアウドムラのクルーの多くは、地球連邦正規軍のワッペンが着いた、連邦軍制式の黒いフライト・ジャケット(ティターンズのものとワッペン違いの同型)を着用している。
エゥーゴが地球で活動する際の協力や、ティターンズ基地攻撃など重要な役割を果たしており(グリプス戦役)、グリプス戦役後は、ジオン残党最大勢力であったアクシズ(後にネオ・ジオンと改める)が再び力を蓄えて地球圏へ舞い戻ってきた際も、ティターンズの崩壊とペズンの反乱で混乱している地球連邦軍に代わって、エゥーゴと共に反撃する等の活躍を見せている。ネオ・ジオンがダブリンへのコロニー落としを敢行した際にハヤト・コバヤシは戦死する(第一次ネオ・ジオン抗争)。エゥーゴと同じく第一次ネオ・ジオン抗争時にその戦力のほとんどを失ったことで、その後の連邦内で重要な役割を担うことはできなかった。
クワトロ・バジーナはカラバの名称については好印象を持っておらず(「好きではない」との発言より)、「中世の秘密結社のような名前」と評して周囲を笑わせた。
主な所属人物
主要スポンサーとその関係者
- ルオ商会
主な所有兵器
モビルスーツ
- MSK-008 ディジェ
- RMS-099 リック・ディアス
- MSA-003 ネモ
- RGM-86R ジムIII
- RMS-099B (RMS-099RS) シュツルム・ディアス(小説版『機動戦士ガンダムΖΖ』でのアムロ機)
- 劇中未登場
- MAK-005S ギャプラン改
- MSA-005K ガンキャノン・ディテクター
- MSA-005S メタス改
- MSK-008 ディジェSE-R
- MSZ-006A1他 Ζプラス(アムロ専用機もあり)
- MSS-009 ジェモ
- ハーフゼータ