エロール・フリン
テンプレート:ActorActress エロール・フリン(Errol Flynn、本名:エロール・レスリー・トムソン・フリン(Errol Leslie Thomson Flynn)、1909年6月20日 - 1959年10月14日)はオーストラリア・タスマニア州ホバート出身の俳優。1930年代にハリウッドの剣戟映画などで活躍したアクション・スター。
来歴
子供の頃は問題児で、数々の学校を放校になったという[1]。10代より世界中を転々とし、金鉱発掘夫・宝探し人・船員・漁師など様々な職に就く。20歳の時にはニューギニアに渡り、タバコ・プランテーションを起こすが失敗。1930年代にイギリスに移り、短期間舞台に立った[2]。
1933年にオーストラリア映画で映画デビュー。1930年代、40年代と、剣戟映画で勇敢に正義をもって悪に立ち向かうキャラクターを演じ人気を集めたが、私生活ではアルコール依存症の問題を抱えたり、十代の少女との不純交際をたびたび起こすなど、スキャンダルが多かった。1942年にはレイプ事件で訴えられたこともあった[3]。殺人罪でも逮捕されているテンプレート:要出典。
結婚は3度している。1935年から1942年まで結婚していた年上の女優リリー・ダミタとの間に息子が一人、1943年に結婚したノラ・エディントンとの間に娘が二人、1950年に結婚したパトリス・ワイモアとの間に娘が一人いる。
多くの活劇映画で共演したオリヴィア・デ・ハヴィランドを愛していたが、彼女は素行に問題の多い彼を相手にしなかった。酔っぱらって彼女の自宅に押しかけ、たたき出されたという逸話があるテンプレート:要出典。
作家として小説を2冊書いている。
1959年、心臓発作のためカナダのバンクーバーで死去。当時、どんちゃん騒ぎのパーティーでフリンは客をもてなしていたが、体調を崩したため寝室で休息をとったが、その際に発作を起こしたという。カリフォルニアのグレンデールにあるフォーレスト・ローン・メモリアル公園墓地に埋葬されている。
主な出演作品
- 殴り込み花嫁 (1935)
- 海賊ブラッド (1935)
- 進め龍騎兵 (1936)
- ロビンフッドの冒険 (1938)
- カンサス騎兵隊 (1940)
- 壮烈第七騎兵隊 (1941)
- ドン・ファンの冒険 (1949)
- フォーサイト家の女 (1949)
- 印度の放浪児 (1950)
- すべての旗に背いて (1952)
関連項目
- ジュード・ロウ - マーティン・スコセッシ監督の『アビエイター』(2004年公開)でエロール・フリンを演じた。
- やっとかめ探偵団 - 清水義範による小説。登場人物の一人の飼い猫が、エロール・フリンから名前を取っている。
- トビー・ピータースシリーズ - ステュワート・カミンスキーのハードボイルド小説シリーズ。第一作『ロビン・フッドに鉛の玉を(Bullet for a Star)』での依頼人。
参照
外部リンク
テンプレート:Link GA- ↑ My Wicked, Wicked Ways (essay)
- ↑ Gerry Connelly's book Errol Flynn in Northampton
- ↑ Statutory Rape Charges