エリダヌス座
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テンプレート:Infobox Constellation エリダヌス座(Eridanus)は、トレミーの48星座の1つ。全天の星座の中で6番めに大きい。
南端にあるα星は、全天21の1等星の1つであり、アケルナルと呼ばれる。
なお、星座の南端部やアケルナルは、九州南部や沖縄などを除いて日本の多くの地点で見る事はできない。
主な天体
恒星
- α星:アケルナルは、エリダヌス座で最も明るい恒星で、全天21の1等星の1つ[1]。これは最も平らにつぶれている星の1つである。アケルナルはまさに特異星である。観測によると、その半径が自転軸よりも赤道で約50%大きい。この原因は、アケルナルが非常に高速で自転しているためである。
- β星:クルサ
- γ星:ザウラク
- δ星:ラナ
- ε星:この星は比較的太陽から近く、また、恒星として太陽に近い性質を持つので、SF小説家に好んで使われた。この星は最低でも1つの惑星を持っていると考えられている。1960年の「オズマ計画」では、このε星の電波観測が行われたが、文明の痕跡とみなされる信号は得られなかった。
- ζ星:ジバル
- η星:アザー
- θ星:アカマル
- ο1星:ベイド
- ο2星(40番星):ケイド。最初に発見された白色矮星を伴星に持つ三重連星。
星団・星雲・銀河
その他
由来と歴史
エリダヌス座のモデルとなった川には諸説ある。ヒュギーヌスや偽エラトステネスはナイル川であるとしたが、他のギリシャ・ローマ時代の著述家はイタリア北部のロンバルディア平原を流れるポー川のことであるとした[2]。
プトレマイオスのアルマゲストでは特に名前を付けず、単に「川」という意味の Potamos とされている[2]。
神話
オウディウスやアラトスは以下の話を伝えている。太陽神ヘーリオスの息子パエトーンが、父に会いにいき、天を走る馬車に乗ることを乞い、許しを得た。しかし、彼には天の馬車を御する技量がなく、馬車は暴走してしまった。暴走を食い止めるために大神ゼウスは雷を落とした。パエトーンはエリダヌス川に落ち、死んでしまった[2]。
呼称と方言
テンプレート:Sister 日本では、エリダン座と呼んだ時代がある。