ポー川
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ポー川(Po)は、イタリア北部を横断している、イタリア国内で最も長い川である。アルプス山脈などに源流を持ち、ロンバルディア平原、ポー平原を流れ、アドリア海に注ぐ。総延長は650kmを超える。
その水はポー川流域にヨーロッパ有数の農産地域を作っている。下流域では、米作が盛んなことで有名である。
流域の州
支流
下流より記載
ポー・デルタ
テンプレート:Infobox ポー川のデルタ地帯は、1988年に制定された法律に基づいて、ポー川デルタ公園に指定され、環境保護活動が展開されている。この法律の効力は、フェラーラ県とラヴェンナ県及びこの両県に属するデルタ地帯の9つのコムーネであるコマッキオ、アルジェンタ、オステッラート、ゴーロ、メゾーラ、コディゴーロ、ラヴェンナ、アルフォンシーネ、チェルヴィアに及ぶ。
1999年には、ポー川デルタ公園の区画を中心に、「フェラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯」として、UNESCOの世界遺産に拡張登録された。
ポー川デルタ地帯は、53,653ヘクタールの公園内に、湿地帯、森林、海辺の砂丘地帯、天然の塩田があり、1,000から1,100種類の植物と374種類の脊椎動物(内300種以上は鳥類)が生息する生物多様性が展開する。
世界遺産登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。テンプレート:世界遺産基準/coreテンプレート:世界遺産基準/coreテンプレート:世界遺産基準/coreテンプレート:世界遺産基準/coreテンプレート:世界遺産基準/coreテンプレート:各国の世界遺産