ウエルシア介護サービス
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ウエルシア介護サービス株式会社(ウエルシアかいごサービス、テンプレート:Lang-en-short)は介護事業を行うウエルシア関東株式会社の子会社である。
概要
つくば市(筑波研究学園都市)に本社を置き、寺島薬局株式会社の社名でつくば市を中心に「Drug てらしま」としてドラッグストアの店舗展開を行っていた。2008年(平成20年)11月にグローウェルホールディングス(現・ウエルシアホールディングス)子会社であるウエルシア関東の株式公開買い付け(TOB)により買収された。また、イオングループに属する。茨城県(75店舗)、千葉県(2店舗)、埼玉県(2店舗)、栃木県(12店舗)、福島県(11店舗)、長野県(10店舗)に合計112店舗(2009年9月末現在)を持っていた。一部の店舗で24時(午前0時)までの営業を行ったり、介護事業への進出が行われている。また、つくば市に本拠地をおく、Sportiva.Tsukubaのユニフォームスポンサーである。
2013年3月1日をもってウエルシア関東の完全子会社となり、ドラッグストア事業をウエルシア関東に事業譲渡した(当初、ウエルシア関東へ吸収合併される予定だった[1]が、当社の介護事業において事業の特異性や多数の個人利用者との関係等を鑑み、ドラッグストア事業を会社分割により譲渡し、当社を存続させる方針に変更[2])。これにより、当社は介護事業に特化することとなった。2014年5月1日付でウエルシア介護サービスに商号を変更した。
沿革
- 1947年5月 - 寺島明が新治郡新治村(現:土浦市)にて創業。
- 1960年2月 - 土浦市に移転。
- 1971年4月28日 - 法人改組、寺島薬局株式会社設立。
- 1991年12月 - 本社をつくば市に移転。
- 1995年6月 - 調剤事業を開始。
- 1998年7月 - 株式店頭登録。
- 1999年5月 - 介護事業を開始。
- 2002年5月 - イオン株式会社と業務、資本提携。
- 2003年12月 - 介護事業部全7営業所にてISO9001認証取得。
- 2004年3月 - あいおい損害保険と業務提携。
- 2005年1月 - 株式会社ドラッグママダと資本業務提携。
- 2006年3月 - 富士薬品と資本業務提携。
- 2008年11月 - TOBにより、ウエルシア関東の子会社となる。
- 2009年2月 - 上場廃止。
- 2012年3月22日 - Tポイントを導入[3]。同時に「ウエルシアTポイントカード」の発行を開始し、従来のポイントカードは一定期間のポイント清算移行期間を経て廃止となる。
- 2013年3月1日 - 株式交換によりウエルシア関東の完全子会社となり、寺島薬局のドラッグストア事業を会社吸収分割によりウエルシア関東へ事業譲渡。
- 2014年5月1日 - ウエルシア介護サービス株式会社に商号変更。
出店地域
ドラッグストア店舗は2013年3月1日付でウエルシア関東へ事業譲渡して同社の運営店舗となり、屋号が「ウエルシア」に変更された。
- ドラッグストア店舗・「介護」営業所 - 茨城県
- 「介護」営業所のほとんどがドラッグストア店舗と併設している。
関連会社
- ウエルシア関東
- 株式会社ドラッグママダ
- 株式会社アプトケア(子会社)
- 有限会社ヒュージョン(子会社)
- 有限会社アクロス(子会社)
脚注
外部リンク
テンプレート:日本のドラッグストア テンプレート:イオングループ
テンプレート:Asbox- ↑ グループ内組織再編(当社子会社間の合併)に関するお知らせ - ウエルシアホールディングス(2012年12月14日)
- ↑ グループ内組織再編に関するお知らせ(変更) - ウエルシアホールディングス(2013年1月11日)
- ↑ てらしまファミリーカード変更のお知らせ。 - 2012年5月24日閲覧