りゅう座

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox Constellation

りゅう座(りゅうざ、竜座、Draco)は、北天の星座で、トレミーの48星座の1つ。

主な天体

恒星

テンプレート:See also

  • α星:トゥバン(Thuban)は、4等星であり[1]最も明るい星ではないが、りゅう座α星である。紀元前2790年頃は、この星が北極星だった。理由については歳差を参照。
  • β星:ラスタバン
  • γ星:エルタニンは、りゅう座で最も明るい恒星で、唯一の2等星[2]
  • σ星:太陽系から18.8光年
  • シュトルーフェ2398:赤色矮星の連星。太陽系から11.52光年。

星団・星雲・銀河

流星群

  • りゅう座流星群

テンプレート:Main

神話

この星座の元となった竜には諸説ある。

ヘーラクレース(ヘルクレス座)の12の冒険の11番目が、この100の頭を持つ竜(ラードーン)が守るりんごをとってくることであった[3]。この竜はヘーラクレースに倒されたとも、また、ヘーラクレースは直接対面していないという説もある。どちらにしても、このりんごは神しかとることができないので、ヘーラクレースはアトラースに代わりに取りに行ってもらった[3]。星座の中ではヘルクレス座もりゅう座も隣同士にある。

別の説によれば、カドモスに倒された竜であるという[3]。またアルゴー船の冒険で、イアーソーンらの目的である金の羊の毛皮を守っていた竜だとされる。

呼称と方言

日本では、かつて、漢字での綴りは同じ竜座で、りょう座と呼んだ時代がある。

出典

  1. テンプレート:Cite web
  2. テンプレート:Cite web
  3. 3.0 3.1 3.2 テンプレート:Cite book

テンプレート:Sister テンプレート:星座