みちのく温泉
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みちのく温泉は、青森県西津軽郡深浦町艫作(へなし)(旧国陸奥国)にある、日本一の水車(現在日本2位)とJR五能線が敷地内を走ること、日本海に沈む夕日と温泉の泉質が名物の温泉。国内でも希少な二酸化炭素泉で遊離炭酸含有量が日本1位、泉質も非常にレベルが高く世界でも類を見ない炭酸濃度の高さとその効能で知られている。 特に女性にとって嬉しい美肌の湯として二酸化炭素泉は評価が高い。 また、二酸化炭素泉は国内でも15件程しかなく、全温泉の1パーセントにも満たないほど大変希少価値が高い。
アクセス
泉質
- 二酸化炭素泉・食塩泉
- 遊離炭酸含有量4,004mg/kg
有名な大分県にある長湯温泉の源泉中の炭酸成分は、2,970mg/kgであり、それと比較するとみちのく温泉の遊離二酸化炭素含有量は、はるかに多い。 吉川温泉開湯までは、日本でもっとも遊離炭酸含有量の高い温泉であった。(現在は1位) [1] その後、吉川温泉の二酸化炭素含有量が年々低下しおり、2014年8月現在、遊離二酸化炭素含有量はみちのく温泉が1位に返り咲いている。 源泉が2つもあり、一つは56℃、もう一つは60℃もある。もちろん源泉かけ流し100%である。 近くに不老ふ死温泉があるが、お湯の色が似ているため同じ成分だと誤解されがちであるが、泉質も温度も全く別の物である。
施設
- 一軒宿。五能線の線路越しに日本海を望める露天風呂が人気。
- 敷地内をJR五能線『リゾートしらかみ号』が走るという事から、鉄道マニアにはたまらないロケーションにある。
- 浴場入口には、五能線の列車通過時刻が書かれており、露天風呂の目の前を列車が通過する。
- 日本一の水車 夜はライトアップされる。
歴史
開湯は1981年である。