えんどコイチ
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えんど コイチ(本名 遠藤 幸一、1956年9月28日 - )は、日本の男性漫画家。新潟県白根市(現在は新潟市南区)出身。左利き。血液型B型。
来歴
1981年、『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に掲載の「遠足の日」でデビュー。1983年に週刊少年チャンピオンにて「アノアノとんがらし」を連載の後、集英社に移籍。同年末に「死神くん」。1984年末に「ついでにとんちんかん」を発表し人気を得る。
近年(2012年時点)では、青年漫画誌を中心に作品を発表している。
人物
『ついでにとんちんかん』のヒットで一般的にはギャグ作家と認識されるが、えんど自身は「ギャグも描ける作家である」と認識して欲しかったらしく、続編の『ミラクルとんちんかん』連載終了後、ギャグメインの作品をほとんど発表していない時期があった。
文庫版『ついでにとんちんかん』によると、現在(文庫版発刊時)も独身とのこと。
過去の作品を再版するのは、画力の未熟さなど下手な部分が目につくのが理由であまり好きではないらしいが、一番ショックなのは読者に「昔の方が良かった」と言われる事らしい。
『ついでにとんちんかん』は下ネタが多く、特に小学生程度の男子読者には人気があった。中には子供には理解しにくい下ネタも多く、子供の時は意味が分からずに読んでいたが大人になってからその下ネタの意味を理解すると共にネタの際どさに驚く読者も少なく無い。
『ミラクルとんちんかん』第4巻作者コメントによると、間抜作自体のキャラ使用を封印する発言をしており、ギャグ漫画へ距離を置くとも「とんちんかん」自体への決別ともとれる宣言をコメントしている(破天荒な設定で、何でもありのキャラである抜作への依存を断ち切る意味である可能性もある)。
お笑いコンビ北陽の虻川美穂子のブログ(2011年6月1日分)によると、えんどコイチと会いとんちんかんメンバー4人が描かれたサイン色紙を貰ったとのこと。また、その後も虻川のブログにてえんどコイチと会った事が書かれているなど、交流が続いている事が窺える[1]。
作品リスト
- 遠足の日(1981年、週刊少年チャンピオン(秋田書店))
- アノアノとんがらし(1983年、週刊少年チャンピオン(秋田書店))全4巻
- 死神くん(1983年-1990年、フレッシュジャンプ(集英社)、月刊少年ジャンプ(集英社))全13巻、愛蔵版及び文庫版全8巻
- ついでにとんちんかん(1985年-1989年、週刊少年ジャンプ(集英社))全18巻、文庫版全6巻
- ミラクルとんちんかん(1992年-1995年、月刊少年ジャンプ)全4巻
- オリジナルクエスト(ミラクルとんちんかん番外編)(月刊少年ジャンプ)全1巻
- ミラクルプッツン大冒険(1987年、フレッシュジャンプ)全1巻
- 死体は語る(1991年、原作:上野正彦、脚本:棟居仁、月刊少年ジャンプ増刊)
- 不可思議堂奇譚(1994年、週刊少年ジャンプ)全1巻
- リトル 〜神様修行中〜(原作)(2001年、画:小西紀行、月刊少年ジャンプ)全1巻
- END ZONE(月刊少年ジャンプ)全2巻
- コイチの人性劇場(みこすり半劇場(ぶんか社))
- ライフトレイン(主任がゆく!スペシャル)(ぶんか社))