FNN踊る大選挙戦
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『FNN踊る大選挙戦』(エフエヌエヌ おどるだいせんきょせん)は、フジテレビ(FNN系列)の選挙特別番組。
概要
同局の大ヒット刑事ドラマ『踊る大捜査線』風の演出になっていて、同作品の名台詞「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ。」から取った「選挙は現場で起きている!」をキャッチフレーズに、FNNの各ニュース番組取材陣が現場に赴き、選挙の様子を的確に伝える。
2003年11月9日の第43回衆議院議員総選挙の21:24(JST,以下同じ)に番組開始(バレー中継延長で予定より30分遅れて放送)。『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』の選挙版「選挙トリビア」(ナレーター・伊武雅刀)が登場し、民放1位の12.4%の高視聴率を獲得した。
さらに2004年7月11日の第20回参議院議員通常選挙時からは、FNSネットで放送されている(一部地域を除く)『24 -TWENTY FOUR-』さながらのデジタル時計を携えた多画面分割中継にも挑戦、地上デジタル放送によるデータ放送も開始。12.3%という民放随一の高視聴率をまた叩き出した。
映画『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』の公開に合わせ、2010年7月11日の第22回参議院議員通常選挙の選挙特別番組として、6年ぶりにこのタイトルが復活する。しかし、前2回とは違い選挙情勢のみの単調な内容でFNNスーパー選挙2009 審判の日同様他の選挙特別番組との違いは見られず、第1部の視聴率は8.3%と急落した[1]。
番組内容
- 第1部
- 出口調査による議席予測、当選確実速報、開票速報、当選者の喜びの声、各党・各選挙区の情勢、選挙ドキュメント、それらを踏まえた政界ご意見番の「明日の新聞予測」やゲストコメンテーターによる解説、CM前後の「選挙トリビア」など。
- 第2部
- 自民・民主など各党若手議員などによる討論会(キャスターは『報道2001』を参照)。
- 第3部
- 全国各地の選挙区や比例代表の当選者の残り1議席までの開票速報をおくる。キャスターは松尾紀子。
出演者
2003年・2004年版
- 第1部キャスター
- 第2部キャスター
- 開票キャスター
- 政界ご意見番(政界スリーアミーゴス)
- コメンテーター
- 浜田幸一 ほか
- フィールドキャスター
他
2010年版
- 第1部
- 総合キャスター
- 安藤優子
- 高島彩
- 開票キャスター
- 伊藤利尋
- 秋元優里
- コメンテーター
- 木村太郎
- 第2部
ほか
放送時間
(以下、すべてJST)
- 2003年衆院選
- 2003年(平成15年)11月9日 21:24 - 翌4:00
- 第1部 21:24 - 翌0:15
- 第2部 翌0:30 - 翌2:20
- 第3部 翌3:55 - 翌4:00
- 2004年参院選
- 2004年(平成16年)7月11日 21:24 - 翌4:00
- 第1部 21:24 - 翌0:15
- 第2部 翌0:30 - 翌2:20
- 第3部 翌3:55 - 翌4:00
※2004年7月11日の参議院選挙は、バレーボール・ワールドグランプリ録画中継の延長で当初予定の20:54より30分遅れて放送、第3部は予定より30分短縮された。
- 2010年参院選
- 2010年(平成22年)7月11日 19:58 - 翌2:00
スタッフ
系列局での扱い
テンプレート:節stub 番組の一部を自社製作(ローカル)版に差し替えて放送。
- 2010年版
- 関西テレビでは『踊る大選挙戦アンカースペシャル』と題した自社製作版へと番組内容を大幅に差し替えた。『FNNスーパーニュースアンカー』をベースに製作し、山本浩之・村西利恵・青山繁晴・森田実・平野貞夫・豊田康雄・岡安譲らが出演した。
- 北海道文化放送では、中島岳志を解説に据え、京谷和央や松本裕子らが出演する『uhbスーパーニュース』をベースに製作、ローカルパートを他系列局よりも拡大(但し関西テレビ『踊る大選挙戦アンカースペシャル』未満のローカルパート)して番組内容を大幅に差し替えた。
- 岡山放送では、萩原渉らが出演する『OHKスーパーニュース』をベースに製作。番組終盤に岡山・香川それぞれの選挙区の当選者が生出演(香川選挙区当選者は高松市内の四国支社スタジオからの中継)して、ゲストコメンテーターや解説担当記者とのミニ討論を行なった。
脚注
関連項目
- FNNスーパーニュース
- ニュースJAPAN
- 報道2001
- めざにゅ〜(選挙特番翌日、放送されていない地域でも放送あり)
外部リンク
テンプレート:前後番組- ↑ 選挙特番、視聴率民放トップは日テレ - 産経新聞、2010年7月12日
- ↑ *[1]