神戸市民運動場野球場
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神戸市民運動場野球場(こうべしみんうんどうじょう・やきゅうじょう)は、かつて兵庫県神戸市長田区にあった野球場。神戸市が運営管理していた。
歴史
1928年に昭和天皇の即位を記念した御大典記念行事の一環として建設された。両翼96m、センター114m。開設当初は陸上競技場や水泳場、テニスコートなどを併設した総合運動公園だった。戦前からプロ野球(職業野球)の公式戦を頻繁に開催し、戦後は1954年に新日本リーグ(セントラルリーグのファームチームによる公式戦)の阪神ジャガーズ(大阪タイガース二軍)のフランチャイズとして使用された。
しかしその後、阪神甲子園球場や阪急西宮球場にナイター設備が完成したこと、神戸市でも神戸総合運動公園野球場(グリーンスタジアム神戸)が完成したことなど、プロ野球公式試合の開催球場の近代化が進められたため、この球場ではアマチュア野球を中心に使用するようになった。
そして1995年の阪神・淡路大震災で被災者の仮設住宅の建設用地として使用された後、災害復興恒久住宅が完成したことを受けて、その役割を終えたことから2000年で閉鎖された。