石橋町
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石橋町(いしばしまち)は、栃木県下都賀郡に属していた町である。宇都宮市への通勤率は19.2%(平成17年国勢調査)。日光街道の宿場町であった。
2006年1月10日、隣接する国分寺町、河内郡南河内町と新設合併して下野市となり、廃止された。
目次
地理
町の南北を姿川が流れる。
歴史
江戸時代、日光街道の宿場町として栄えた。明治時代、廃藩置県により日光県~栃木県となり、仮の県庁が置かれたこともある。明治期以降、周辺農村の中心地として栄えた。
近年は、消防署や警察署等が設置され、広域行政の中心地としての役割も担っていた。
沿革
- 1889年4月1日 - 旧石橋宿や周囲の村の合併により姿村(すがたむら)が成立。
- 1891年9月15日 - 姿村から旧石橋宿地域などが分離し、石橋町成立。
- 1954年11月3日 - 姿村と石橋町が合併し、新しい石橋町となる。
- 1991年1月1日 - 下都賀郡国分寺町と境界変更。
- 2006年1月10日 - 国分寺町、河内郡南河内町と合併し、下野市が発足。
行政
- 町長:新井活也(1998年 - 閉町時)
経済
産業
農産物はかんぴょうが有名。北部と南部には工業団地があり、丸大ハム・第一化成等の工場が点在する。
地域
教育
- 栃木県立石橋高等学校
- 石橋町立石橋中学校
- 石橋町立石橋小学校
- 石橋町立石橋北小学校
- 石橋町立古山小学校
- 石橋町立細谷小学校
交通
鉄道路線
道路
- 高速道路
- 一般国道
- 県道(主要地方道)
バス
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- グリム童話をイメージしたグリムの館がある。
- 観光あやめ園も近隣では有名である。