用瀬駅

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テンプレート:駅情報 用瀬駅(もちがせえき)は、鳥取県鳥取市用瀬町用瀬にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)因美線である。

恒例行事の「流しびな」によって知名度の高い駅だが、通常は特急列車は停車しない。ただし、旧暦3月3日に行われる流し雛イベント時に一部の特急列車が臨時停車する。かつては急行停車駅であった。

駅構造

島式ホーム1面2線を有し、列車交換が可能な地上駅。駅舎側とホームは鳥取寄りの構内踏切で連絡している。駅舎側の1番線を上下本線、2番線を上下副本線とした一線スルーとなっており、通過列車は上下線ともその1番線を通過する。

木造駅舎が残っている。改札外に男女別の水洗式便所がある。鳥取鉄道部管理の無人駅であり、以前は駅舎内に自動券売機が設置されていたが、2014年2月12日に撤去された。

用瀬駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 テンプレート:Color因美線 下り 智頭上郡方面 一部2番のりば
2 テンプレート:Color因美線 上り 鳥取方面

通過列車は上下線とも1番線を通過するが、停車列車は原則として下りが1番線、上りが2番線を使用する。ただし、下り列車であっても、通過列車と行違いを行う場合など2番線に入る場合もある。

駅周辺

歴史

  • 1919年大正8年)12月20日 - 因美軽便線(後の因美線)鳥取駅 - 用瀬駅間開業時に設置。当初は終着駅であった。
  • 1922年(大正11年)9月2日 - 軽便線制度廃止により、因美軽便線が因美線に改称され、当駅もその所属となる。
  • 1923年(大正12年)6月5日 - 因美線が当駅から智頭駅まで延伸、途中駅となる。
  • 1928年昭和3年)3月15日 - 因美南線開業に合わせ、因美線が因美北線に改称され、当駅もその所属となる。
  • 1932年(昭和7年)7月1日 - 当駅を含む鳥取駅 - 津山駅間全通に伴い、因美北線が現在の因美線の一部となり、当駅もその所属となる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継。

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color因美線
鷹狩駅 - 用瀬駅 - 因幡社駅

関連項目

外部リンク

テンプレート:因美線