特牛駅

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旧下り線路面(待合室付近にホームに上がる階段が見える)
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映画の撮影に使用された看板など。2014年現在左側の看板は撤去済み

特牛駅(こっといえき)は、山口県下関市豊北町大字神田字大場ヶ迫にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線

駅構造

単式ホーム1面1線(ホームは小串方面に向かって右側に配置)をもつ地上駅停留所)で、古くからの木造駅舎を有している。

長門鉄道部管理の無人駅であるが、道路挟んで向かい側の建物で切符(常備券のみ)を委託販売する簡易委託駅となっている。

棒線構造のため、小串方面行きと長門市方面行きの双方が同一ホームより発車する。なお、かつては交換可能駅であったが1970年ごろに棒線化された。駅舎からホームへは数段の階段を登り、旧下り線の線路敷跡を渡り、さらに島式ホームの階段を上る。ホームには扉の無い待合室がある。

駅名の由来

地名「コトイ」に由来し、難読駅名としてさまざまなメディアで取り上げられる。地名の由来は、牝牛の意味を示す方言の「コトイ」から取ったという説と、日本海に面した小さな入り江を示す「琴江」から取ったという説がある[1]ほか、「重荷を負う強健な牛」の意から来たともいわれる。

駅周辺

斜面上の集落のかなり高いところにある。

路線バス

角島大橋の架橋以前は角島への町営渡船乗り場であった肥中港・島戸港への連絡バスが接続していたが、架橋後は直接バスが乗り入れている。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 105
2000 91
2001 63
2002 64
2003 67
2004 58
2005 53
2006 41
2007 32
2008 36
2009 31
2010 34
2011 28
2012 29

歴史

エピソード

近隣にある角島を主な撮影地として制作され2005年に公開された映画『四日間の奇蹟』では、「伊上畑駅」(いがみはたえき)として登場する。前夫・則幸と離婚した真理子(石田ゆり子)が失意のうちにホームから飛び込もうとした際、倉野順次(西田敏行)・和枝(松坂慶子)夫妻に声をかけられ正気に戻る回想シーンに使用された。[2][3]

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color山陰本線
阿川駅 - 特牛駅 - 滝部駅

脚注

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関連項目

外部リンク


テンプレート:山陰本線 (長門地区)
  1. 特牛駅(秘境駅に行こう!) - 牛山隆信
  2. 四日間の奇蹟 - ロケーションジャパン(地域活性プランニング、2012年12月8日閲覧)
  3. これから山口県に住む方々へ、地名の豆知識 (47URARA) - 47CLUB(ソースは山口新聞、2012年12月8日閲覧)