楚原駅
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楚原駅(そはらえき)は、三重県いなべ市員弁町楚原にある、三岐鉄道北勢線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅であり、上り線ホーム側に駅舎がある。
のりば
(東側) | テンプレート:Color北勢線(上り) | 西桑名方面 |
(西側) | テンプレート:Color北勢線(下り) | 阿下喜方面 |
※のりば番号は割り当てられていない。
下り線から上り西桑名方面への折り返しが可能であり、当駅始発の西桑名方面列車は西側ホームからの発車となる。 安全側線が無く、列車行き違い時に列車の同時進入ができない。
駅舎
上りホーム側に位置する。自動券売機(1台)、自動改札機(2通路、うち1通路は車椅子対応のワイド型)、自動精算機(1台)が設置されている。窓口の対面に待合室がある。待合室は空調機が完備している。7:00 - 18:00には駅員が配置されるが、それ以外の時間は無人となり、東員駅からの遠隔監視駅となる。
駅前広場にはバス停と55台分の駐輪場が設置される。駅の阿下喜方に26台分の無料駐車場が設置される。
特徴
駅舎は近鉄時代からのものであり、ほぼ原型をとどめている。駅舎の新築・改築が多い北勢線では数少ない事例である。バリアフリーには、構内通路踏切前後のホーム階段部分が対応していない。
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 708 |
1998年 | 652 |
1999年 | 593 |
2000年 | 571 |
2001年 | 475 |
2002年 | 444 |
2003年 | 388 |
2004年 | 367 |
2005年 | 396 |
2006年 | 453 |
2007年 | 471 |
2008年 | 487 |
2009年 | 493 |
2010年 | 544 |
2011年 | 577 |
2012年 | 598 |
- 楚原駅の乗車人員の推移を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人/年度である。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人/日)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
- 利用者は最盛期に比べ4分の1程度に減少している。近年は列車増発の効果もあって当駅乗車人員が増加傾向にある。
年 度 | 当駅分輸送実績(乗車人員)[人/年度] | 乗降人員調査結果 [人/日] |
特 記 事 項 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 調査日 | 調査結果 | ||
1958年(昭和33年) | 226,297 | ←←←← | 114,566 | 340,863 | |||
1959年(昭和34年) | ←←←← | ||||||
1960年(昭和35年) | ←←←← | ||||||
1961年(昭和36年) | ←←←← | ||||||
1962年(昭和37年) | ←←←← | ||||||
1963年(昭和38年) | ←←←← | ||||||
1964年(昭和39年) | ←←←← | ||||||
1965年(昭和40年) | 478,510 | ←←←← | 130,985 | 609,495 | |||
1966年(昭和41年) | 481,170 | ←←←← | 122,342 | 603,512 | |||
1967年(昭和42年) | 454,980 | ←←←← | 122,781 | 567,761 | |||
1968年(昭和43年) | 428,250 | ←←←← | 112,803 | 541,053 | |||
1969年(昭和44年) | 433,410 | ←←←← | 116,086 | 549,496 | |||
1970年(昭和45年) | 448,380 | ←←←← | 106,992 | 555,372 | |||
1971年(昭和46年) | 490,080 | ←←←← | 88,352 | 578,432 | |||
1972年(昭和47年) | 479,640 | ←←←← | 87,650 | 567,290 | |||
1973年(昭和48年) | 491,340 | ←←←← | 85,531 | 586,871 | ?月?日 | 2,931 | |
1974年(昭和49年) | 501,530 | ←←←← | 97,629 | 599,159 | ?月?日 | 3,025 | |
1975年(昭和50年) | 505,770 | ←←←← | 101,374 | 607,144 | ?月?日 | 3,149 | |
1976年(昭和51年) | 493,530 | ←←←← | 93,783 | 587,313 | ?月?日 | 2,946 | |
1977年(昭和52年) | 467,340 | ←←←← | 92,943 | 560,283 | ?月?日 | 2,792 | |
1978年(昭和53年) | 465,690 | ←←←← | 94,671 | 560,361 | ?月?日 | 2,806 | |
1979年(昭和54年) | 457,260 | ←←←← | 88,526 | 545,786 | ?月?日 | 2,107 | |
1980年(昭和55年) | 416,670 | ←←←← | 90,878 | 507,548 | ?月?日 | 2,736 | |
1981年(昭和56年) | 360,630 | ←←←← | 79,381 | 440,011 | ?月?日 | 2,154 | |
1982年(昭和57年) | 321,360 | ←←←← | 70,360 | 391,720 | 11月16日 | 1,811 | |
1983年(昭和58年) | 329,130 | ←←←← | 67,749 | 396,879 | 11月8日 | 1,213 | |
1984年(昭和59年) | 338,370 | ←←←← | 65,119 | 403,489 | 11月6日 | 1,333 | |
1985年(昭和60年) | 348,270 | ←←←← | 60,115 | 408,385 | 11月12日 | 2,032 | |
1986年(昭和61年) | 331,830 | ←←←← | 59,799 | 391,629 | 11月11日 | 1,983 | |
1987年(昭和62年) | 315,420 | ←←←← | 55,560 | 370,980 | 11月10日 | 1,800 | |
1988年(昭和63年) | 304,680 | ←←←← | 54,389 | 359,069 | 11月8日 | 1,690 | |
1989年(平成元年) | 291,030 | ←←←← | 52,975 | 344,005 | 11月14日 | 1,630 | |
1990年(平成2年) | 306,330 | ←←←← | 54,600 | 360,930 | 11月6日 | 1,679 | |
1991年(平成3年) | 311,430 | ←←←← | 56,132 | 367,562 | |||
1992年(平成4年) | 280,770 | ←←←← | 54,315 | 335,085 | 11月10日 | 1,460 | 新駅舎使用開始 |
1993年(平成5年) | 263,940 | ←←←← | 55,492 | 319,432 | |||
1994年(平成6年) | 243,870 | ←←←← | 51,451 | 295,321 | |||
1995年(平成7年) | 236,100 | ←←←← | 51,980 | 288,080 | 12月5日 | 1,319 | |
1996年(平成8年) | 230,280 | ←←←← | 50,182 | 280,462 | |||
1997年(平成9年) | 213,150 | ←←←← | 45,099 | 258,249 | |||
1998年(平成10年) | 194,490 | ←←←← | 43,508 | 237,998 | 11月10日 | 1,115 | |
1999年(平成11年) | 176,820 | ←←←← | 40,165 | 216,985 | |||
2000年(平成12年) | 171,960 | ←←←← | 36,481 | 208,441 | ?月?日 | 738 | |
2001年(平成13年) | 141,300 | ←←←← | 32,046 | 173,346 | 5月15日 | 743 | |
2002年(平成14年) | 130,380 | ←←←← | 31,616 | 161,996 | |||
2003年(平成15年) | 111,191 | ←←←← | 30,795 | 141,986 | 駐車・駐輪場設置 | ||
2004年(平成16年) | 101,386 | ←←←← | 32,440 | 133,826 | |||
2005年(平成17年) | 108,892 | ←←←← | 35,712 | 144,604 | |||
2006年(平成18年) | 128,590 | ←←←← | 36,884 | 165,474 | |||
2007年(平成19年) | 132,264 | ←←←← | 40,165 | 172,429 | |||
2008年(平成20年) | 136,216 | ←←←← | 41,414 | 177,630 | |||
2009年(平成21年) | 141,242 | ←←←← | 38,836 | 180,078 | |||
2010年(平成22年) | 155,756 | ←←←← | 42,730 | 198,486 | |||
2011年(平成23年) | 170,436 | ←←←← | 40,777 | 211,213 |
駅周辺
- いなべ市役所
- 員弁郵便局
- 県立いなべ総合学園高校
- 北勢線対策室(2007年(平成19年)10月1日大泉駅付近より移転)
バス路線
歴史
- 1914年(大正3年)4月5日 - 北勢鉄道の駅として開業。
- 1934年(昭和9年)6月27日 - 社名変更により北勢電気鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 会社合併により、三重交通の駅となる。
- 1964年(昭和39年)2月1日 - 事業譲渡により三重電気鉄道の駅となる。
- 1965年(昭和40年)4月1日 - 近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併し近鉄の駅となる。
- 1992年(平成4年)9月18日 - 列車ワンマン運転開始に伴い、ホームミラー、乗車票発行機設置。
- 1992年(平成4年)9月22日 - 新駅舎使用開始。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 事業譲渡により、三岐鉄道の駅となる。当初より、駅舎内に自動券売機(1台)が設置される。近鉄時代から継続して終日有人となる。
- 2003年(平成15年)10月2日 - 駅前広場・無料駐車場(26台)・無料駐輪場(55台)が整備される。無料駐輪場は従来のものを建て替えたもの。
- 2003年(平成15年)12月1日 - 駅舎内に自動精算機(1台)・自動改札機(2通路)が設置される。
- 2004年(平成16年)5月1日 - 初列車より、従来の右側通行による列車行き違いを左側通行に改める。
- 2005年(平成17年)6月1日 - すでに駅舎内にある自動券売機・自動精算機・自動改札機を利用して、東員駅からの遠隔制御による営業が開始される。有人時間帯が変更となる(6:30 - 20:30)。
- 2006年(平成18年)6月1日 - いなべ市新コミュニティバス(アイバス)が運行開始され、当駅にバス停(バスシェルター)が設けられる。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 有人時間帯が変更となる(7:00 - 18:00)。
隣の駅
- 三岐鉄道
- テンプレート:Color北勢線
- 2004年(平成16年)3月31日まで、大泉駅との間に長宮駅があった。
- 2006年(平成18年)3月31日まで、麻生田駅との間に上笠田駅があった。
- 1944年(昭和19年)7月1日まで、上記の長宮駅との間に畑新田駅があった。