御影駅 (北海道)
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ファイル:Mikage (Hokkaido) eki.jpg
1977年の御影駅と周囲約500m範囲。右下が根室方面。千鳥状に完全にずれた相対式ホーム2面2線で駅裏側に狭い積卸場と貨物積卸線、駅舎横の帯広側に櫛型の貨物ホームと引込み線を有している。既に貨物取扱廃止になっているが、駅裏側に貨物車が留置されている。後に無人化に合わせて駅舎側に棒線化されたが、平成2年8月に行違い設備が復活し、跨線橋も設置されている。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
御影駅(みかげえき)は、北海道上川郡清水町御影本通1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の駅である。駅番号はK26。電報略号はミケ。
駅構造
駅名の由来
北海道旅客鉄道釧路支社によると、開業した当初の駅名は「佐念頃」で、由来はアイヌ語の「サン・エンコロ→サネンコロ(出ている鼻)」→佐念頃に因るものだが、発音からして核(さね)に通じ、語呂が悪いのでこの地域の産物花崗岩(御影石)に因んで駅名を改めた。
駅周辺
御影の集落がある。
歴史
- 1907年(明治40年)9月8日 - 国有鉄道の佐念頃駅(さねんころえき)として開業。一般駅[1]。
- 1920年(大正9年)
- 1922年(大正11年)10月15日 - 御影駅に改称[1]。
- 1924年(大正13年) - 帯広石材馬車軌道撤去[3]。
- 1967年(昭和42年)11月22日 - 駅舎改築[4]。
- 1971年(昭和46年)10月2日 - 貨物取扱い廃止[1]。業務委託化[4]。
- 1977年(昭和52年)11月 - 跨線橋設置[5]。
- 1984年(昭和59年)
- 1986年(昭和61年)10月25日 - 交換設備廃止[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[1]。
- 1990年(平成2年)8月30日 - 交換設備新設[4]。
脚注
- ↑ 以下の位置に戻る: 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ JTB 1998年10月発行
- ↑ 以下の位置に戻る: 2.0 2.1 清水町百年史 平成17年2月発行 P301。
- 元の位置に戻る ↑ 清水町百年史 P545。
- ↑ 以下の位置に戻る: 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 JR釧路支社「鉄道百年の歩み」平成13年12月発行。
- 元の位置に戻る ↑ 清水町百年史 P850。