嶋津格
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嶋津 格(しまづ いたる、1949年1月31日 - )は、日本の法学者。国立大学法人千葉大学理事・教授。専攻は法哲学。法学博士(東京大学、1982年)。2005年から日本法哲学会理事長、2000年から2004年まで日本学術会議会員。
略歴
学歴
- 1973年 東京大学法学部私法学科卒業
- 1974年 東京大学法学部政治学科卒業
- 1982年 東京大学大学院法学政治学研究科基礎法学専攻博士課程修了。法学博士。学位論文「F.A ハイエクの法理論とその基礎」。
職歴
スタンフォード大学フーバー研究所客席研究員(1987年9月-1988年8月)
- 1992年 千葉大学法経学部法学科教授
- 1998年から1999年 千葉大学法経学部法学科長
- 2001年から2003年 千葉大学大学院社会文化科学研究科長、千葉大学評議員
- 2004年4月から 千葉大学大学院専門法務研究科教授(法経学部・大学院人文科学研究科兼務)・法経学部法学科長
- 2006年4月から 国立大学法人千葉大学副理事・評議員、千葉大学言語教育センター長
- 2009年4月から 国立大学法人千葉大学理事(組織担当)・経営協議会学内委員・教育研究評議会委員
学会活動
- 1998年から2002年 日本ポパー哲学研究会代表
- 2000年から2002年 日本公共政策学会理事
- 2000年から 日本学術会議第二部会員(弟18期・19期)
- 1989年から 日本法哲学会理事
- 2005年から 日本法哲学会理事長
- 日本学術会議連携会員
社会的活動
- 2000年から2002年 千葉県県立高等学校再編計画策定懇談会座長
著書
単著
共著・部分執筆
- (上原行雄・長尾龍一編)『自由と規範――法哲学の現代的展開』(東京大学出版会、1985年)
- (碧海純一編)『現代日本法の特質』(放送大学教育振興会、1991年)
- (棚瀬孝雄編)『現代の不法行為法──法の理念と生活世界』(有斐閣、1994年)
- (岩村正彦ほか編)『講座 現代の法(15)現代法学の思想と方法』(岩波書店、1997年)
- (井上達夫編)『新・哲学講義(7)自由・権力・ユートピア』(岩波書店、1998年)
- (江原由美子編)『性・暴力・ネーション――フェミニズムの主張4』(勁草書房、1998年)
- (ポパー哲学研究会編)『批判的合理主義』(未來社、2001年)
- (坂本百大・野本和幸編)『科学哲学──現代哲学の転回』(北樹出版、2002年)
- (塩野谷祐一・鈴村興太郎・後藤玲子編)『福祉の公共哲学』(東京大学出版会、2004年)
- (越智貢ほか編)『岩波応用倫理学講義(7)――問い』(岩波書店、2004年)
共編著
訳書
- ロバート・ノージック『アナーキー・国家・ユートピア――国家の正当性とその限界(上・下)』(木鐸社、1985/1989年)
- マイケル・オークショット『政治における合理主義』(勁草書房、1987年)
- チャンドラン・クカサス、フィリップ・ペティット『ロールズ――『正義論』とその批判者たち』(勁草書房、1996年)
- フリードリヒ・ハイエク述、スティーヴン・クレスゲ、ライフ・ウェナー編『ハイエク、ハイエクを語る』(名古屋大学出版会、2000年)
- ランディ・バーネット『自由の構造――正義・法の支配』(木鐸社、2000年)テンプレート:Academic-bio-stub