岡山県道48号笠岡美星線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox road 岡山県道48号笠岡美星線(おかやまけんどう48ごう かさおかびせいせん)は、岡山県の笠岡市と井原市美星町明治を結ぶ主要地方道の県道である。
目次
概要
路線データ
- 起点: 岡山県笠岡市小平井 「追分交差点」 (岡山県道34号笠岡井原線 交点)
- 終点: 岡山県井原市美星町明治 (岡山県道35号倉敷成羽線 交点)
- 実延長: 29.5km (2009年(平成21年)4月1日 現在)[1]
- 道路管理者: 岡山県 (備中県民局井笠地域事務所)
歴史
沿革
- 1994年(平成6年)3月: 小田郡矢掛町大字宇内 ‐ 小田郡美星町大字東水砂間(延長3km)が開通し、自動車通行不能区間が解消する。[2]
- 2005年(平成17年)3月1日: 小田郡美星町と後月郡芳井町が、井原市に編入となり、起点および通過地の地名が変更となる(例: 小田郡美星町大字明治 ⇒ 井原市美星町明治)。
路線状況
国道486号との重複区間を境にして、笠岡側は農地を進む平坦路、美星(井原市)側は幾度もの峠越えを繰り返す山間路と、まったく性格が異なるルート。笠岡側の大半の区間は井笠鉄道の廃線跡を利用して整備されており、急曲線がほとんど見当たらない。
終点(北端)付近のおよそ3kmの区間は軽自動車同士の離合すらままならないほどの隘路で、交通量も極端に少ないが、それ以外はほぼ全線にわたり片側1車線幅が確保され、快適に通行できる。
通称
重複区間
- 国道486号 (小田郡矢掛町小田)
- 岡山県営広域営農団地農道備中西部地区 (小田郡矢掛町小田 ‐ 宇内)
- 岡山県道166号美袋井原線 (井原市美星町三山)
道路施設
地理
通過する自治体
接続道路
- 岡山県道34号笠岡井原線 (笠岡市小平井)
- 岡山県道288号園井里庄線 (笠岡市園井)
- 岡山県道168号新賀小坂東線、岡山県道377号山口押撫線 (笠岡市新賀)
- 井原市道・笠岡市道井原北川線 (笠岡市走出)
- 国道486号 (小田郡矢掛町小田) ‐ 2地点
- 岡山県道407号野上矢掛線 (小田郡矢掛町小田)
- 岡山県営広域営農団地農道備中西部地区 (小田郡矢掛町小田・宇内)
- 岡山県道408号東水砂矢掛線 (井原市美星町東水砂)
- 岡山県道77号美星高山市線 〔岡山県道166号美袋井原線重複〕 (井原市美星町三山)
- 岡山県道166号美袋井原線 (井原市美星町三山)
- 岡山県道292号黒忠明治線 (井原市美星町明治)
- 岡山県道35号倉敷成羽線 (井原市美星町明治)
周辺
笠岡市
- 井笠鉄道記念館 (笠岡市山口)
- かさおか古代の丘スポーツ公園
- 木山捷平生家
矢掛町
井原市
文化
並行する旧街道
祭り・催し
- 岡山県高等学校駅伝競走大会
- 全国高等学校駅伝競走大会の岡山県予選。毎年11月の第1日曜日に開催。井原運動公園陸上競技場(岡山県井原市上出部町(かみいずえちょう))を発着点とし、本県道の笠岡市吉田で折り返し。当日は、笠岡市吉田 ‐ 走出 間において交通規制が実施される。
- 中国高等学校駅伝競走大会
- 全国高等学校駅伝競走大会の中国地区予選。5年に1度、11月の日曜日に開催。井原運動公園陸上競技場を発着点とし、本県道の笠岡市吉田で折り返し。当日は、笠岡市吉田 ‐ 走出 間において交通規制が実施される。
脚注
- ↑ 『岡山県統計年報』 内、『道路現況調』 県道路整備課 (岡山県庁)。
- ↑ 『広報 びせい』 No.471、美星町役場、1994年(平成6年)3月18日、1頁。
- ↑ 『岡山県統計年報』、橋梁延長の頁。
- ↑ 『笠岡市史 第三巻』、笠岡市役所、1991年(平成8年)3月
- ↑ 『成羽町史 民俗編』、成羽町役場、1991年(平成3年)5月31日
参考文献
- 『岡山県公報』、岡山県庁。
- 『岡山県統計年報』、岡山県庁。
- 『笠岡市史 第三巻』、笠岡市役所、1991年(平成8年)3月。
- 『広報 びせい』、美星町役場。
- 道路地図 各種
- 『成羽町史 民俗編』、成羽町役場、1991年(平成3年)5月31日。