大豊建設
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大豊建設株式会社(だいほうけんせつ)は、東京都中央区に本社を置く建設会社(中堅ゼネコン)である。2003年10月に負債総額2,153億円を抱えて民事再生法を申請した森本組(大阪市天王寺区、1890年創業、1944年法人化)のスポンサーとなったことでも知られる。
特徴
かつて満州に駐在していた土木系の官吏に始まった。
現在は歴史ある土木事業を行うゼネコンであり、建築はマンション建設工事を主体としている。
最近は、不動産開発事業も行い、東京・都心地区を中心に大手不動産会社・不動産ファンド等を主要顧客とし、最先端の不動産事業にも積極的に進出している。
沿革
- 1949年3月 資本金500万円をもって大豊建設株式会社を設立。
- 1962年2月 東京証券取引所第2部へ株式を上場。
- 1972年8月 東京証券取引所第1部へ指定換え。
- 1984年6月 タイ大豊株式会社を設立。
- 1999年3月 ISO9001を全支店認証取得。
- 2001年3月 ISO14001を本支店一括認証取得。
- 2004年3月 黒岩石材工業株式会社(昭和50年設立子会社)を受皿として旧森本組より営業譲受。黒岩石材工業を森本組へ改称。
施工物件
関連会社
- 大豊塗装工業株式会社
- 大豊不動産株式会社
- 大豊アーキテクノ株式会社
- 進和機工株式会社
- 株式会社森本組
- タイ大豊株式会社
- マダガスカル大豊株式会社