中村敦夫の地球発22時
テンプレート:出典の明記 テンプレート:基礎情報 テレビ番組
『中村敦夫の地球発22時』（なかむらあつおのちきゅうはつにじゅうにじ）は、1984年10月4日から1988年3月26日までTBS系列 にて放送された毎日放送（MBS）制作のドキュメンタリー番組である。放送末期では『中村敦夫の地球発23時』（ - にじゅうさんじ）と題して放送された。
概要
それまで22時から放送されていた同じMBS制作『世界まるごとHOWマッチ』が20時に移動し、ドラマ枠だった水曜22時枠がTBS制作枠と入れ替わる形で始まった番組である。
タイトルにもあるように俳優の中村敦夫がキャスターを務め、硬軟とり交ぜたジャーナリスティックなドキュメンタリー番組。なお、初期はマーシャ・クラッカワーとコンビで、ゲストを迎えながらのスタジオでのトーク形式だったが、マーシャが降板して、全編ロケーションによるものに変わった。
放送時間移動と中村の降板
1984年10月4日から1987年10月1日までは木曜 22:00 - 22:54 (JST) の放送だったが、報道番組『ニュース22プライムタイム』が22時台に編成されたため、番組は1987年10月10日放送分から土曜 23:00 - 23:54に移動し、『地球発23時』と題して放送されるようになった。
しかし、その半年後の1988年4月改編時には『土曜ドラマスペシャル』開始に伴い水曜 19:00 - 19:54に移動することとなり、度重なる時間帯の再変更に中村が激怒。「俺は電波芸者じゃねえ」との台詞を残して降板した。時間帯移動後は司会者を特に設けず、『地球発19時』として放送された。
エピソード
テーマ曲はJ-WALK（現・THE JAYWALK）が手がけ、CMのジングルはカシオペアが担当した。
『22時』時代に日本の東西南北の端を2週にわたって特集したため、北方領土以外の4地点（弁天島 (稚内市)、沖ノ鳥島、南鳥島、与那国島）に番組の旗が立ったことがある。また、『19時』では「世界初公開 KGB」など、世界の軍事、警察、諜報機関など硬派の世界初の取材が多く放送された。
