中宮温泉
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中宮温泉(ちゅうぐうおんせん)は、石川県白山市(旧国加賀国)にある温泉。白山スーパー林道の入り口にある。白山スーパー林道が閉鎖されている場合でも営業を行っている場合があるが、12月から4月までは積雪のため閉鎖される。事前に電話などで確認しておく方がよい。
泉質
- ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)
- 源泉温度は61℃。泉色は湧出当初は無色透明だが酸化して黄褐色になる。
- トロトロした湯。飲泉可能。胃腸によく効く。
※万人に効果を保証するものでは無い
温泉街
山中の谷間に旅館2軒と、公共の宿泊施設として中宮温泉旅館協同組合が運営する「くろゆり荘」がある。また、土産物店が1軒ある。
歴史
開湯1200余年。白山開山の祖・泰澄大師が、傷ついた白鳩を見て発見したとされる。
昭和36年4月1日 - 厚生省告示第73号により、「白山温泉郷」の一部として国民保養温泉地に指定。但し、この「白山温泉郷」はあくまで指定する際の名称であり、実態として白山温泉郷が形成されていたわけではない。
アクセス
- 車
- バス
- 白山市コミュニティバス「めぐーる」の尾口ルート「中宮温泉」バス停下車すぐ。
以前は北陸鉄道石川線鶴来駅から直通する路線バスも存在したが、現在は鶴来駅より加賀白山バスで「瀬女」バス停下車、更に「めぐーる」の尾口ルートに乗り換えが必要になるうえ、「中宮温泉」バス停へ乗り入れるほぼすべての便は事前予約がないと運行しないので注意が必要。バスは本数が少なく車でのアクセスが無難。