白山スーパー林道

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ファイル:Hakusan Super Rindo Forest Road Chugu Toll Gate 001.JPG
白山スーパー林道の石川県側の中宮料金所(有料区間)

白山スーパー林道(はくさんスーパーりんどう)は、石川県白山市(旧石川郡尾口村)と岐阜県大野郡白川村を結ぶ、全長33.3キロメートル有料道路である。

概要

「白山スーパー林道」は通称であり、正式には白山林道(はくさんりんどう)と呼ばれる。森林開発公団(当時)が特定森林地域開発林道事業により開設したスーパー林道の1つである。国道360号の不通区間を結ぶ形となっており、石川県・岐阜県間を他県を通らずに通行できる唯一の車道である。また、石川県内では県(石川県農林業公社)が管理する唯一の有料道路でもある。三方岩トンネルの岐阜県側の駐車場から三方岩岳への登山道が整備されている[1]

歴史

利用案内

白山スーパー林道は、白山国立公園を通過するため、夜間は通行止めとなっている。また、11月10日気象状況などにより毎年変動する可能性がある)から翌年6月上旬頃まで冬期閉鎖となる[3]

  • 6月 - 8月(7:00 - 18:00)閉門 19:00
  • 9月 - 11月(8:00 - 17:00)閉門 18:00

自動二輪原動機付自転車軽車両の通行は禁止されている。これは、急カーブや急傾斜が多く、二輪車の通行は危険であると公安委員会が決定したためである[4]。また、歩行者も通行禁止であるが、有料区間内で行われるウォーキングイベント開催時には、一部区間が歩行者天国となり、歩行者に限り開放される(このイベント時における石川県と岐阜県の通り抜けは不可能)。

通行料金

2011年(平成23年)現在。ETCクレジットカードでは精算できない(かつて道路関係四公団が発行していたハイウェイカードも利用できなかった)。また、かつて石川県道路公社が管理・運営していた能登有料道路(のと里山海道)や能越自動車道(田鶴浜道路)、川北大橋有料道路で利用できるプリペイドカード「石川のみちカード」も利用できない。料金所は岐阜県側の馬狩[5]と石川県側の中宮[6]にある。

  • 有料区間内ではUターンすることができる。この場合は片道料金となる。

通行規制

白山スーパー林道の風景

脚注

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関連項目

外部リンク

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  • 白山スーパー林道 300万台達成 中日新聞2010年(平成22年)8月8日
  • ただし、無料区間は時期と区間によっては通行可能である。白山市尾添の起点と中宮温泉のある白山市中宮温泉の区間(約4.4km)は、4月下旬頃から11月末頃まで通行可能。また、白山市尾添の起点から石川県白山自然保護センター ブナオ山観察舎の麓までの区間(約300m)は積雪期でも通行可能。
  • アクセス - 岐阜県森林公社
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