三原町
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テンプレート:Infobox 三原町(みはらちょう)は、兵庫県淡路島の南部に位置していた町。
2005年(平成17年)1月11日、三原郡の他の3町と共に合併して南あわじ市となったため消滅した。
玉葱の名産地で、また淡路人形浄瑠璃発祥の地としても知られる。
目次
[非表示]地理
淡路島の中では、緑町とともに海に面していない自治体である。しかし、島内一肥沃で広大な穀倉三原平野の大部分を有し、四季折々に変化する諭鶴羽山の美しい自然に囲まれている。気候も温暖で比較的雨量の少ない瀬戸内気候で、日照りに恵まれており冬場でも玉葱、レタス、白菜、キャベツなどの水田多毛作体系が確立している。
- 山: 諭鶴羽山
- 河川: 三原川
- 湖沼: 野池・ため池が多数ある。
隣接していた自治体
歴史
- 1955年(昭和30年)4月3日 - 榎列村・八木村・市村・神代村が合併して発足。
- 1957年(昭和32年)6月1日 - 倭文村の一部(大字倭文委文組・倭文流組・高道高組)を編入。
- 1957年(昭和32年)7月1日 - 倭文村の一部(大字高道神道組の一部)を編入。
- 1957年(昭和32年)10月1日 - 西淡町の一部(大字志知佐礼尾・志知松本・志知難波・志知中島)を編入。
- 2005年(平成17年)1月11日 - 緑町・西淡町・南淡町と合併して南あわじ市が発足。同日三原町廃止。
行政
- 町長
- 中田 勝久(1994年7月29日から)
経済
産業
- 主な産業
- 農業 玉葱(生産量全国2位)、乳製品など。産業別就業人口における第1次産業の率、及び農家1戸当たりの生産農業所得が兵庫県で1位。
- 産業人口(2000年国勢調査)
- 総数 9,849人
- 第1次産業 3,245人(32.9%)
- 第2次産業 2,141人(21.7%)
- 第3次産業 4,463人(45.3%)
- 昼夜間人口比 105.8%
地域
健康
教育
高等学校
中学校
小学校
- 三原町立榎列小学校
- 三原町立八木小学校
- 三原町立市小学校
- 三原町立神代小学校
- 三原町立志知小学校
交通
鉄道路線
現在鉄道は走っていない。1966年まで淡路交通鉄道線があった。
道路
- 高速道路
- 市町村内にあるインターチェンジ:神戸淡路鳴門自動車道 - 西淡三原インターチェンジ
- 一般国道
- 市町村内を走る一般国道:国道28号
- 都道府県道
- 市町村内を走る県道:
- 兵庫県道31号福良江井岩屋線(淡路サンセットライン)
- 兵庫県道66号津名五色三原線
- 兵庫県道76号洲本南淡線(南淡路水仙ライン)
- 兵庫県道125号洲本西淡線(美緑(みりょく)ロード)
- 兵庫県道126号西淡三原線(兵庫県道478号接続部より東側、うずしおライン)
- 兵庫県道477号阿那賀三原線(兵庫県道478号接続部より西側、うずしおライン)
- 兵庫県道478号市八木線(うずしおライン)
- 兵庫県道535号灘三原線
- 市町村内を走る県道:
- 農道
- オニオンロード(南淡路広域農道)
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 淡路ファームパーク・イングランドの丘
- 淡路人形浄瑠璃資料館
- おのころ島神社
民話
- 国産み神話
出身有名人
関連項目
外部リンク
- 町公式サイト(2006年6月現在 消滅)
- 緑町・西淡町・三原町・南淡町合併協議会