ヨークマート
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株式会社ヨークマートは、日本のスーパーマーケットチェーン。セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社である。
概要
関東地方南部を中心に店舗網を持ち、2013年6月時点で73店(東京都 8、神奈川県 23、千葉県 21、埼玉県 20、群馬県 1)。同じセブン&アイ系列のスーパーマーケットにヨークベニマルがあり、こちらは関東地方では茨城県と栃木県にのみ出店していて、棲み分けがされている。
食品スーパーマーケットが中心だが、店舗によっては衣料品も扱っている。中には、ヨークベニマルと同様に「ヨークタウン」として広大なロードサイド店舗として営業しているところもある。
イトーヨーカ堂(以下「IY」)と同じく、鳩のロゴマーク(ただしIYが赤と青なのに対しヨークマートはヨークベニマルと同様の赤と緑でヨークベニマルとは色が逆)から、セブン&アイ・ホールディングス(以下「7&iHD」)のロゴに変更された。しかし店舗では鳩のマークがそのまま使われている。
電子マネー
セブン&アイ・ホールディングスグループの電子マネーnanacoは、2012年3月19日より全店で利用できるようになった[1]。レジやサービスカウンターにてチャージが可能。
沿革
- 1975年 - 首都圏をテリトリーとする食品専門のスーパーマーケットを運営する子会社として、イトーヨーカ堂が全額を出資して設立。
- 1976年 - 1号店の勝田台店が開店。
- 1998年4月 - 毒蝮三太夫のミュージックプレゼント(TBSラジオ)の冠スポンサーとなる。放送の中継は、ヨークマートからとなる。これは東食が経営破たん(現・カーギルジャパンとして再建)したことにより撤退した後の受け皿として協賛したもので、東食時代から取引のあった食品メーカー数社がサブ協賛していた。
- 2006年3月 - 持株会社制移行。イトーヨーカ堂の一部を分割して、セブン&アイ・ホールディングスが吸収合併したことでヨークマートの株式を取得したため、ヨークマートはセブン&アイ・ホールディングスの100%子会社となる。
- 2007年3月 - 毒蝮三太夫のミュージックプレゼントのスポンサーを降板。
- 2008年11月 - 初めて大型ショッピングセンターへ出店。フードセントラルララガーデン川口店とフードセントラルモラージュ菖蒲店の2店舗が続けてオープン。
- 2009年2月 - 茨城県唯一の店舗であった新取手店が閉店し、茨城県から撤退。
- 2012年3月 - 全店で電子マネー「nanaco」の利用開始。
POSシステム
店舗一覧
現在の店舗
閉店した店舗一覧
- 千葉県
- 増尾店(柏市、閉店時期不明) - 跡地は温泉施設「南増尾健美の湯」。近隣には現在も営業している新柏店・青葉台店がある。
- 道野辺店(鎌ケ谷市、2009年10月18日閉店) - 同年10月28日に東道野辺店(ヨークタウン東道野辺)開業に伴う閉店。
- みどり台店(千葉市稲毛区、閉店時期不明) - ユニマートになったのちに、営業譲渡の後に現在はマルエツとなっている。
- 埼玉県
- 高坂店(東松山市、1990年代前半頃閉店) - 公団高坂ニュータウン内にあり、閉店後入れ替わりでマミーマート松風台店(現店舗の場所とは異なる)となった。
- 若葉店(鶴ヶ島市、1990年代前半頃閉店) - 公団富士見団地内にあり、現在のデニーズ若葉店の西側のマンションの場所にあった。
- 常盤町店(深谷市、2003年2月閉店)
- 深谷西店(深谷市、2008年12月31日閉店) 深谷市から完全撤退した。
- 幸手店(幸手市、2011年6月26日閉店) - 同年6月29日に新幸手店開業に伴う閉店。
- 武里店(春日部市、2012年1月6日閉店)
- 南桜井店(上記画像の店舗。春日部市、2012年5月27日閉店)春日部市から完全撤退した。
- 茨城県
- 水海道店(営業当時は水海道市・現在の常総市、閉店時期不明) - 水海道駅前のショッピングセンター「水海道プラザ」のキーテナント。
- 新取手店(取手市、2009年2月22日閉店) - 跡地はマスダ(スーパーマーケット)。
- 結城店(結城市、1990年に閉店) - 後にイトーヨーカドー結城店で再出店したが2004年7月に閉店。