マンダリン航空
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マンダリン航空(マンダリンこうくう、テンプレート:Lang-zh テンプレート:Lang-en )は、中華民国(台湾)を本拠地にしている航空会社。チャイナエアライン(中華航空)の子会社である。
歴史
1991年6月1日に設立。設立当初は和信グループとの合弁(1992年に資本を引き上げ)で、オーストラリア(シドニーやブリスベン)・カナダ(バンクーバー)・EU域内(フランクフルト)など、中華民国と対立する中華人民共和国政府の圧力でチャイナエアラインが就航できなかった地域への航空便の確保を担った。現在でもチャイナエアラインがマンダリン航空塗装で世界各地に運航している。
中国語表記の「華信航空」は中華航空と和信から1字ずつ取ったものである。東京国際空港にチャイナエアラインが発着していた頃、同社の運用便であるがマンダリン塗装の機材で飛来したことが有る。この時期はチャイナエアラインのリース機を主に使用していたが、保有していた中でボーイング747-400は自社発注している。(機体番号:B-16801、現在はチャイナエアラインに移管。レジもB-18251に転籍)
1999年8月22日に香港国際空港で起こった中華航空642便(バンコク発香港経由台北行き)の事故機となったマクドネル・ダグラスMD-11型機は運用便は中華航空だが、塗装はマンダリン航空であった。
その後、中華民国における航空会社の再編のなかでチャイナエアラインの完全子会社となり、1999年8月8日に国華航空を合併、現在では国内線や近距離国際線を中心に運航している。
就航路線
- 国際線
- 台北/桃園 - テンプレート:Flagicon 高雄(国際線接続便)
- 台北/桃園 - テンプレート:Flagicon 石垣 [1]
- 台北/桃園 - テンプレート:Flagicon 麗江 [2]
- 高雄 - テンプレート:Flagicon 香港
- 高雄 - テンプレート:Flagicon ハノイ
- 高雄 - テンプレート:Flagicon ホーチミンシティ
- 高雄 - テンプレート:Flagicon ソウル/仁川
- 台中 - テンプレート:Flagicon 沖縄/那覇
- 台中 - テンプレート:Flagicon 香港
- 台中 - テンプレート:Flagicon マカオ
- 台中 - テンプレート:Flagicon ハノイ
- 台中 - テンプレート:Flagicon ホーチミンシティ
運休路線
- 台中 - テンプレート:Flagicon 大阪/関西 (2014年3月29日をもって運休。親会社のチャイナエアラインへ翌30日から移管。詳細は下記)
- 2009年11月に、中台路線の次に東京/成田への利用客が多いことなどから、2010年1月より初の台中-東京/成田線に週3便の定期チャーター便を運航する予定、2010年10月の東京国際空港(羽田空港)の拡張工事の状況次第では台中-東京/羽田線の就航も検討すると発表された[3]が、2012年2月現在実現されていない。2011年12月には日台間のオープンスカイにより、台北/桃園 - 石垣線、台中 - 沖縄/那覇線、高雄 - 大阪/関西線の定期国際線就航の申請を行った。2013年11月27日から台中 - 大阪/関西線が就航した。しかし2014年3月29日をもって運休し翌30日から親会社のチャイナエアラインに移管された。[4][5]
保有機材
マンダリン航空の機材は以下の航空機で構成されている。
- エンブラエル 190型機 : 8機
過去の機材
- ボーイング747-SP型機
- マクドネル・ダグラスMD-11型機
- ボーイング747-400型機 (マンダリン航空唯一の自社発注機。チャイナエアラインに転籍し、同社にて運航中。)
- エアバスA340-300型機 : 1機 (中華航空の所有する機体だが、マンダリン航空の塗装をしていた。)
- ボーイング737-800型機
- フォッカー 50型機
- フォッカー 100型機 : 3機
- ドルニエ 228型機
脚注
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ マンダリン航空、7月3日から石垣/台北線に就航
- ↑ マンダリン航空、台北・桃園/麗江線に就航
- ↑ 華信航空(マンダリン・エアウェイズ)、来年1月から台中-成田の定期便を運航 台湾通信 2009年11月9日付
- ↑ マンダリン航空、11月27日から関西/台中線に就航 FlyTeam 2013年11月2日付
- ↑ チャイナエアライン、大阪/関西〜台中をデイリー運航! マンダリン航空から引き継ぎ大型化&増便! Traicy 2014年1月23日付