フィッシュ・ダンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フィッシュ・ダンスは、神戸港のメリケンパークに建つ高さ22mの巨大な鯉のオブジェ。1987年に神戸開港120年を記念して設置された。世界的建築家フランク・ゲーリーが設計を、同じく安藤忠雄が監修を担当した芸術作品である。
亜鉛メッキ製金網の表面に赤錆が発生したことで、1999年に一般社団法人神戸港振興協会が錆対策のためにとシルバーからピンクに塗り替えた[1][2]が、「作品への侮辱」と建築家らからの批判を受け、2005年に竣工当時のシルバーに戻した。
別名「KOBE FISH」。全体を表現する金網は奥谷金網製作所が手掛けた[3]。
この場所は鯉川の川尻に当たり、鯉が踊っている姿をモチーフにしている。隣に「フィッシュダンスホール」という多目的ホールが同時に建てられ、現在は「フィッシュダンスカフェ&ホール」となっている。多目的ホールは一般社団法人神戸港振興協会が運営する「フィッシュダンス音楽練習場」[4]として利用されている。
交通アクセス
- JR西日本 元町駅 徒歩13分
- 阪神電気鉄道 元町駅 徒歩13分
- 阪急電鉄 花隈駅 徒歩8分
- 神戸市営地下鉄山手線 県庁前駅 徒歩10分
- 神戸市営地下鉄海岸線 みなと元町駅 徒歩5分