たかなみ型護衛艦

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たかなみ型護衛艦
ファイル:JS Takanami (DD-110), 19 May 2007 a.jpg
DD-110 たかなみ
艦級概観
艦種 護衛艦(DD:汎用護衛艦)
建造期間 2000年 - 2004年
就役期間 2003年 - 就役中
前級 DD:むらさめ型護衛艦
次級 DD:あきづき型護衛艦
性能諸元
排水量 基準 4,650トン
満載 6,300トン
全長 151m
全幅 17.4m
深さ 10.9m
吃水 5.3m
機関 COGAG方式
LM2500ガスタービンエンジン (16,500PS 2基
SM1Cガスタービンエンジン (13,500PS) 2基
スクリュープロペラ 2軸
速力 最大30kt
電力 ガスタービン主発電機(1,500 kW) 3基
ディーゼル停泊発電機(600 kW) 1基
乗員 175名
兵装 54口径127ミリ単装速射砲 1基
高性能20mm機関砲CIWS 2基
90式 SSM4連装発射筒 2基
Mk.41 mod.18 VLS (32セル)
シースパロー 短SAM
VLA SUM
を発射可能
1基
HOS-302 3連装短魚雷発射管 2基
艦載機 SH-60J / K哨戒ヘリコプター 1/2機
C4I MOFシステム
(OYQ-31 C2T+SUPERBIRD B2)
海軍戦術情報システム
OYQ-9 CDSリンク 11/14/16
OYQ-103 ASWCS
FCS-2-31 射撃指揮装置 2基
レーダー OPS-24B 3次元式 1基
OPS-28D 対水上捜索用 1基
OPS-20 航海用 1基
ソナー OQS-5-1 艦首装備式 1基
OQR-2 曳航式 1基
電子戦
対抗手段
NOLQ-3 電波探知妨害装置
Mk.137 6連装デコイ発射機 4基
曳航具4型 (対魚雷デコイ) 2基

たかなみ型護衛艦(たかなみがたごえいかん、テンプレート:Lang-en-short)は海上自衛隊が保有する汎用護衛艦1998年平成10年)度予算で初めて導入された。

概要

本型は、海上自衛隊第4世代の汎用護衛艦(DD)である。あらゆる面で第3世代のむらさめ型(03〜09DD)の発展型であり、基本設計は踏襲されていることから、外見上は類似している。ただしC4Iシステムの新型化や主砲の大口径化、またVLSの統合化などの改良に伴い、艦内構造の変更など細部ではかなりの変更が施されている。これに伴って船体も大型化し、基準排水量は100トン増加している。ただし、当初は新開発の射撃指揮装置(FCS-3)の搭載が計画されていたものの、開発の遅延に伴い断念され、汎用護衛艦へのFCS-3の搭載は、さらに1世代下ったあきづき型(19DD)に先送りされることとなった。

設計

船体

船体は、汎用護衛艦としてはかなり大きく、基準排水量は約4,650トンで、原型となったむらさめ型よりも100トン大きい。第2世代のあさぎり型(58〜61DD)に比べると優に1,000トン上回り、海上自衛隊の第三世代ミサイル護衛艦(DDG)であるはたかぜ型(56/58DD)よりも大型ですらある。なお後述の通り、船体の大型化にも関わらず主機関はむらさめ型と同構成であるが、これは100トン程度の増加では主要性能にはさほど影響しないためとされている[1]

各種兵装などの内容は、ある程度の改良があるものの、基本的にはあさぎり型と変わっていないため、艦内は余裕のあるつくりとなっている。ただしむらさめ型では、この余裕を活用して、居住性を重視して科員寝室の小部屋化(12名程度で1部屋に)が進められたが、その後、過度の小部屋化は戦闘時に不利であるとの指摘があったため、本型では30名程度の大部屋に変更されている。同様の配慮から、先任海曹の居住区も広くされた。ベッドはむらさめ型と同様に2段ベッドになっているが、邦人輸送任務などの際には3段ベッドに変更できるよう改良されており、これによってさらに50名分のスペースを確保できる。なお乗員数は、むらさめ型と比べて10数名増えている[1]

ステルス性

むらさめ型は、海上自衛隊の大型汎用護衛艦(DD)として初めてステルス性に考慮した艦であり、その特徴はたかなみ型にも引き継がれている。具体的には、上部構造物側面に傾斜をかけてあるほか、全体的に平面的な構造をしている。

また、あさぎり型でマストを2本に分けた結果、後部マストが煙突の排気の影響を受けたという教訓から、むらさめ型でレーダーなど全ての機器を1本のマストに集中配置したため、マストの強度を確保するためステルス性という点では不利なトラス構造を採用したことはそのままたかなみ型にも引き継がれている。 ただし、マストには電波吸収材が装着されている他、その形態自体についても工夫が凝らされており、実際にはレーダー反射断面積(RCS)はかなり低いとも言われる。

ミニ・オランダ坂

はつゆき型(52〜57DD)、あさぎり型では、飛行甲板は艦の中央部、01甲板に配置されていたが、むらさめ型と本型では上甲板レベルとなっている。

航空機の発着と係留装置などとの干渉をさけるため、艦尾甲板の舷側部はなだらかに傾斜しており、これを初代むらさめ型(32/33DD)をはじめとする初期の海上自衛隊護衛艦の設計上の特徴であったオランダ坂に喩えて、ミニ・オランダ坂とも称する。この設計は、むらさめ型から引き継がれたものである。

機関

たかなみ型の機関構成はむらさめ型と同様で、ガスタービンエンジン4基を装備し、このうち巡航時には2基を使用、高速航行時にはそれに加え残りの2基を使用するCOGAG方式を採っている。装備するガスタービンエンジンは巡航用がロールス・ロイス社製のSM1C(1基あたり13,500馬力)、高速用がゼネラル・エレクトリック社製のLM2500(1基あたり16,500馬力)となっているが、このようにメーカーの異なるガスタービンエンジンを採用することは世界的にも珍しい[2]

機関配置は、蒸気タービン艦以来のシフト配置を踏襲しており、前後に2つの機械室が設けられている。前方の第1機械室には1号ガスタービン(LM2500)と2号ガスタービン(SM1C)が設置されており、減速機を介して左推進軸を駆動する。同様に、後方の第2機械室には3号ガスタービン(LM2500)と4号ガスタービン(SM1C)が設置されて、右推進軸を駆動する[2]

また発電機としては、ガスタービン駆動の主発電機(川崎重工製M1A-25; 出力1,500 kW)を3基、ディーゼル駆動の停泊発電機(出力600 kW)を1基備えている。主発電機は、2基で艦内電力を余裕をもってまかなえることから、1基が予備として扱われている。1・2号主発電機はそれぞれ第1・2機械室に、3号主発電機は後部の発電機室に、停泊発電機は機械室の間に設けられた補機室に設置されている[1]

装備

C4I

テンプレート:Main 艦の指揮中枢となる戦闘指揮所(CIC)は、むらさめ型と同様に船体内の第2甲板に設置されている。戦闘システムの中核となる戦術情報処理装置は、むらさめ型と同じOYQ-9で、前期建造艦においては、UYK-43 1基とUYK-44 1基を中核として、ワークステーションとしてAN/UYQ-21が配置されているほか、CICにはイージス・ディスプレイ・システム(ADS Mk.2)に類似した大画面液晶ディスプレイ(LCD)2面構成の情報表示プロジェクタが設置され、戦術情報の表示を効率化している。また後期建造艦(さざなみ以降)では、SSDSやイージスシステムのベースライン7と同様にUYQ-70による分散処理方式が採用されている。なお本型は、むらさめ型と同様にOYQ-103 対潜情報処理装置(ASWCS)を搭載しているが、これもOYQ-9に連接されている[3]

戦術データ・リンクとしてはリンク 11およびリンク 14を使用するが、さらに最終艦(すずなみ)では、リンク 16に対応しており、これは順次他の艦にもバックフィットされる予定である。また、ヘリコプターとの情報交換用にORQ-1 TACLINKを装備しているが、これは新型のSH-60Kの就役とともに、デジタル化された強化型のORQ-1Bに変更される予定である[4]

対空戦

本型は当初、新世代の対空武器システムであるFCS-3を搭載するものとして計画されたものの、FCS-3の開発の遅延によりこれは断念され、従来艦と同様のものを搭載することとなっている。しかし、主砲はより大口径であり、その分、火力は増強されている。

本型は、センサとしてOPS-24B 3次元レーダー、そして武器システムとしてはシースパローIBPDMS127ミリ単装速射砲高性能20mm機関砲と3重の対空火網を備えている。これらのセンサ・武器システムは、OYQ-9戦術情報処理装置を中核として連接され、半自動システムを構成している。主砲・IBPDMS用の射撃指揮装置としては、国産のFCS-2シリーズが用いられているが、本型は、むらさめ型と同様に、シースパローIBPDMSと127ミリ砲用の射撃指揮装置をFCS-2-31の単一機種に統一しており、方位盤は2基を設置している[4]

本型の特徴のひとつは、シースパローの発射装置をVLA(垂直発射型アスロック)のものと統合したことで、その発射機としては、32セルのMk 41VLSが艦橋構造物前方に配置されている。ここは、むらさめ型でアスロック用に16セルのMk 41が配置されていた場所だが、発射装置が大型化したために船体内に収められず、01甲板レベルの構造物を設置して収容している。ここに収容するミサイルの機種は、従来はRIM-7M (PIP) シースパローが搭載されており、32セル中の16セルがシースパローに割り当てられているといわれているが、正確な搭載弾数は非公開である。またむらさめ型では、平成16年度計画以降、順次に発展型シースパロー(ESSM)の運用に対応しつつあるが、平成26年度予算において、本型5隻に対しても同様の改修計画が盛り込まれ、5隻分の部品購入予算が計上された[5]

また、近接防空火器 (CIWS;Close-In Weapon System) としては高性能20ミリ機関砲2基が搭載される。2基という搭載数は従来の護衛艦と同じであるが、こんごう型(63/2/3/5DDG)イージス艦)と同様に前後中心線上に1基ずつ設置され、より射界の広い合理的な配置となった。なお、戦術情報処理装置から20mm機関砲に対する干渉は必要最小限であり、基本的には独立したシステムとして攻撃を実施することになる。[脚注 1]

対水上戦

ファイル:RAN-IFR 2013 D5 23.JPG
90式艦対艦誘導弾 発射筒

本型は、90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)による長距離対水上打撃力を備えている。これは1号型ミサイル艇から採用された国産の艦対艦ミサイルで、従来使用されてきたRGM-84 ハープーンよりも優れた精度と対妨害性を備えている。発射機はハープーンと同様の4連装発射筒で、2基の発射筒は、艦中央部、第2煙突前方に左舷から右舷へ、右舷から左舷へ向けて発射されるように搭載されている。なお、発射筒の装備位置は、シースパロー用Mk 48 VLSと垂直発射型アスロック用Mk 41 VLSの統合にともなって変更され、ミサイル発射時の噴煙を艦外に逃がし易くなっている。

対水上センサーとしては、OPS-28対水上レーダーが搭載されている。これはCバンドで動作し、遠距離での精密捜索能力に優れており、水上の目標のみならず、低空を飛行する巡航ミサイルなどの探知にも使用される[6]。また、レーダーを作動させることが危険な状況においては、ESM装置やデータリンクからの情報に基づいて攻撃が実施されることになる。

対潜戦

本級の対潜戦闘システムは、基本的にはむらさめ型のものと同様に、OYQ-103対潜情報処理装置を中核として連接され、半自動システムを構成している[3]

本型の主たる対潜センサーは、船体装備のOQS-5-1 ソナー、OQR-2戦術曳航ソナー(TACTASS)、および哨戒ヘリコプター装備のディッピングソナーソノブイである。船体装備ソナーの装備方法は、むらさめ型からバウ・ソナーに回帰しており、これは本型でも踏襲された。OQS-5シリーズは、信号処理・類別技術や信号処理の共通化技術、ラバー製のソナードーム等、OQS-Xで開発された技術を採用しており[7]、はつゆき型・あさぎり型等で採用されてきたハル・ソナー式のOQS-4シリーズよりも優れた性能を備えている。また、OQR-2戦術曳航ソナーはアメリカのSQR-19と同等と推測されており、長距離での敵潜水艦の探知が可能である。

対潜攻撃兵器としては前型に続き、長射程においてはヘリコプター、中射程においては垂直発射式アスロック(VLA)、短射程においては、HOS-302 3連装短魚雷発射管から発射される短魚雷と3段構えの対潜火力を行使することができる。

なお本型においては、むらさめ型と同様に垂直発射型アスロック(VLA)用にMk 41 VLSが使用されているが、むらさめ型が艦橋構造物前方に専用のVLSが設けられたのとは異なり、シースパロー対空ミサイルと兼用で32セルの発射機 1基が同じ位置に搭載されている。しかし、VLSが倍の容量に大型化したために船体内に収められず、01甲板レベルの構造物を設置して収容している[1]。 兼用になって空いたシースパロー用Mk 48 VLSの位置には前述の90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)が搭載されている。

また、本型の搭載する対潜哨戒ヘリコプターは、アメリカ海軍のLAMPSとは異なり、かなり高度な独立作戦能力を有しており、固有のディッピング・ソナーからの情報に基づいて攻撃を実施することもできるが、LAMPSと同様、母艦からの統制のもとで攻撃を実施することもできる。

砲熕兵器

主砲は従来の汎用護衛艦では、はつゆき型以降オート・メラーラ製の76ミリ(コンパット)速射砲が装備されていたが、たかなみ型ではオート・メラーラ製の127ミリ砲が装備された。これは、むらさめ型が76ミリ砲を搭載したことに対して、満載排水量で6,000トンにも及ぶ艦体に比してやや過小であるとの指摘がなされたことへの対応であると同時に、ヘリコプター搭載護衛艦としてはるな型(43/45DDH)を代替するひゅうが型(16/18DDH)が主砲を装備していないため、護衛隊群当たり127ミリ砲2門の火力減となることへの危惧と、退役護衛艦「ながつき」を標的に行われた実艦的射撃訓練において76ミリ砲の対艦攻撃能力の低さが露呈したことも影響していると思われる。

この127ミリ砲はこんごう型に装備されているものと同様で、毎分40発程度の発射が可能である。127ミリ砲(弾重量32kg程度)は76ミリ砲(弾重量6kg程度)の毎分100発に比べると発射速度は低いが、射程距離と一発あたりの破壊力が向上したために、総体としての対空火力は拡大している。また、砲弾の威力が重視される対艦、対地攻撃能力も向上した。さらに新規開発された76ミリ砲用の05式近接信管と新型の狭指向性HE弾頭とセットでの近接防空能力が確認されれば、今まで見送られてきた127ミリ砲用の新近接信管の開発も進む可能性があり、艦隊全体の近接防空能力の向上も期待しうる。なお、本級では対地・対艦射撃については、FCS-2を用いないモードがシステムに組み込まれている。

127ミリ砲の重量はシステム全体で40トン近くあり、約7.5トンしかない76ミリ砲に比べると約5倍あるため、艦内構造はかなりの変更が施された。(砲塔の重量支持も、76ミリ砲は上甲板支持だが、127ミリ砲では下層甲板支持であり異なる。)76ミリ砲搭載のむらさめ型より砲と艦体の大きさの釣り合いが取れた艦容となったが、VLSを統合させたこともあって艦体前部の重量が大きくなり、むらさめ型よりも凌波性能は悪化した[1]

艦の前後に搭載された高性能20ミリ機関砲2基は、上記の通り主として対空迎撃に使用されるが対水上射撃を行うことも可能であり、また4番艦からはオペレーターが赤外線カメラを目視しながら対水上目標への射撃が可能なブロック1Bに変更された。また、艦橋構造両舷のフラット前部に12.7mm重機関銃M2の銃座が設置できるほか、簡易マウントを使用してさらに74式車載7.62mm機関銃などの増設も可能である。

電子戦

テンプレート:See also 従来の汎用護衛艦では、電波探知装置(ESM装置)としてNOLRシリーズ、電波妨害装置(ECM装置)としてOLTシリーズを別々に有するのに対して、本型は、むらさめ型と同様に、統合電子戦システムとしてNOLQ-3を搭載する。これはアメリカ海軍のAN/SLQ-32にほぼ匹敵するもので、極めて優れた性能を有する。またソフト・キル用として、対ミサイル・航空機用にMk 36 SRBOC チャフフレア展開システム(Mk.137 6連装デコイ発射機が両舷に2基ずつ)、対魚雷用に曳航具4型(デコイ)を備えている[4]

航空機

ファイル:Back-shot of Suzunami.jpg
ヘリコプター格納庫

海上自衛隊の全ての汎用護衛艦は、ヘリコプター格納庫を装備し、哨戒ヘリコプターを1機運用している。あさぎり型とむらさめ型ではヘリコプター格納庫が大型化されてヘリコプター2機の搭載が可能となったが、ヘリコプターを格納庫から甲板へ移動させるレールが1機分しか装備されておらず、あくまで「臨時には搭載可能」の域を越えるものではなかった。

たかなみ型は2機分のレールを備えており、汎用護衛艦として初めて、ヘリコプター2機を十分運用させるだけの能力が付与された。ただし、移送用のシャトルは1基しか装備されていないほか、ヘリコプター運用定数はこれまでと同じように1機である。なお、着艦拘束装置は、従来使用されてきたRASTの強化型であるE-RAST[脚注 2]に変更されている。

格納庫は、現在使用されている哨戒ヘリコプターSH-60Jよりもやや大型のSH-60Kの運用を前提として開発されたため、むらさめ型より奥行きが拡大されている(SH-60Kは、あさぎり型以降の艦で運用可能)。またSH-60Kには、空対艦ミサイルヘルファイア)や67式対潜爆弾(航空爆雷)の搭載もされるため、そのための弾薬庫も装備された。これは、ヘリコプター搭乗員待機室とともに、むらさめ型でシースパロー対空ミサイル用Mk 48 VLSが装備されていた場所に設けられており、よりヘリコプター格納庫に近い合理的な配置となった。

同型艦

「たかなみ」から「まきなみ」までの艦名はあやなみ型の同番号の艦と同一となっている。

艦番号 艦名 建造 起工 進水 竣工 所属
DD-110 たかなみ アイ・エイチ・アイ
マリンユナイテッド

浦賀工場
2000年
(平成12年)
4月25日
2001年
(平成13年)
7月26日
2003年
(平成15年)
3月12日
第2護衛隊群第6護衛隊
(司令部:佐世保基地
(定係港:横須賀基地
DD-111 おおなみ 三菱重工業
長崎造船所
2000年
(平成12年)
5月17日
2001年
(平成13年)
9月20日
2003年
(平成15年)
3月13日
DD-112 まきなみ アイ・エイチ・アイ
マリンユナイテッド
横浜工場
2001年
(平成13年)
7月17日
2002年
(平成14年)
8月8日
2004年
(平成16年)
3月18日
第3護衛隊群第3護衛隊
大湊基地
DD-113 さざなみ 三菱重工業
長崎造船所
2002年
(平成14年)
4月3日
2003年
(平成15年)
8月29日
2005年
(平成17年)
2月16日
第4護衛隊群第4護衛隊
呉基地
DD-114 すずなみ アイ・エイチ・アイ
マリンユナイテッド
横浜工場
2003年
(平成15年)
9月24日
2004年
(平成16年)
8月26日
2006年
(平成18年)
2月16日
第3護衛隊群第3護衛隊
(大湊基地)

事故

  • DD-110「たかなみ」は、就役後1年余りの2004年6月6日、訓練検閲を受けるため千葉県館山市沖合いにて、大規模被害対処訓練を実施中、注排水バルブの操作ミスにより船体内に浸水。弾庫やVLS(垂直発射機)などの区画が水に浸かった。死傷者は出なかったものの、浸水した区画の関連機材の多くは使用不可能となった。
  • DD-111「おおなみ」は、就役後1年余りの2004年6月ごろ、マストが折れ曲がるという事故が発生した。

登場作品

テレビドラマ
建造中の「すずなみ」が登場。
バラエティ番組
「潜入!護衛艦たかなみベスト20」に登場(2010年9月3日・10日)。護衛艦「たかなみ」の各種装備や、たかなみ特製カレーなどが紹介された。
ゲーム
漫画
第6話「南海の大決闘」に護衛艦「たかみな」として登場。

脚注

  1. ただし、対水上射撃能力の向上のため、FCS-2との連接が予定されている。
  2. EはExpandableの意味。

出典

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:たかなみ型護衛艦

テンプレート:護衛艦
  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 テンプレート:Cite journal
  2. 2.0 2.1 テンプレート:Cite journal
  3. 3.0 3.1 テンプレート:Cite journal
  4. 4.0 4.1 4.2 テンプレート:Cite journal
  5. テンプレート:Cite web
  6. テンプレート:Cite book
  7. テンプレート:Cite book