大衡村
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テンプレート:Infobox 大衡村(おおひらむら)は、宮城県中部、黒川郡に位置する村。県下唯一の村である。
目次
地理
宮城県のほぼ中央に位置する村である。なだらかな丘陵地が村の大部分を占める。
歴史
- 旧石器時代、縄文時代、奈良時代の埋蔵遺跡が多く発見されている。縄文時代中期にはこの付近に集落があったことが確認されている。
- 1889年(明治22年)4月1日 市町村制施行に伴い、大衡村、大瓜村、駒場村、大森村、奥田村が合併して大衡村となる。
- 1928年(昭和3年)3月20日 仙台鉄道が大衡駅まで延伸する。
- 1940年(昭和15年)9月16日 アイオン台風により、仙台鉄道が運行不能となる。
- 1956年(昭和31年)3月14日 仙台鉄道が廃止。
- 1957年 県知事による大和町、富谷村との合併勧告を拒否。
- 1960年 総理大臣による合併通知を拒否。
行政
- 村長:跡部昌洋
経済
産業
- 産業別就業人員(2000年)
- 第一次産業:487人
- 第二次産業:1,142人
- 第三次産業:1,491人
工業
セントラル自動車が当村域の第二仙台北部中核工業団地内に、本社並びに工場を移転。2011年1月、操業開始。また、トヨタ紡織が関東シート製作所(本社:岩手県北上市)を子会社化の上(トヨタ紡織東北と社名変更)、トヨタ紡織東北が同工業団地に宮城工場を建設・2011年1月、操業開始。2012年7月1日付で、セントラル自動車を始め関東自動車工業、トヨタ自動車東北のトヨタ自動車傘下3社が経営統合する新会社トヨタ自動車東日本(関自工が、セントラルとトヨタ東北を吸収合併して商号変更の上で発足)発足、本社が大衡村に置かれた。トヨタグループの小型車の一大生産拠点となる。
郵便局
- 大衡簡易郵便局
- 大童簡易郵便局
- 駒場簡易郵便局
※大衡村内は集配局はない。大和町の吉岡郵便局が集配担当となっている。
地域
人口
健康
教育
交通
鉄道
- 村内を東北新幹線が通過しているが、駅は無い。
- 最寄りの鉄道駅は一般路線バス利用の場合は仙台市地下鉄・泉中央駅。ここから吉岡行きに乗車のうえ、吉岡で大衡村役場行きに乗り換え。一部泉中央駅~大衡村役場直通の便もある。吉岡 - 大衡のバスは本数が少ないため、乗り継ぎ便がない場合は大和町バスターミナルでタクシーに乗り換える:タクシーで直行する場合の最寄り駅は同・泉中央駅もしくは東北新幹線古川駅。
- 以前は仙台鉄道が走り、大童(おおわら)と大衡にも駅があったが、廃線となっている。
バス
道路
- 高速道路
- 国道
- 都道府県道
- 市町村内を走る県道:宮城県道16号石巻鹿島台大衡線、宮城県道56号仙台三本木線、宮城県道57号大衡落合線、宮城県道148号本町大衡線、宮城県道261号大衡駒場線
- なお、宮城県道264号大衡仙台線は大衡と付いているが、全区間仙台市の路線で今のところ村内に県道区間はない。おそらく、仙台市内区間が全通した後に建設され村内区間が指定される見通しである。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
イベント
- おおひら万葉まつり(8月下旬)
- おおひらふるさとまつり(10月)
出身有名人
その他
隣接する色麻町、大和町にまたがって陸上自衛隊の演習場(王城寺原演習場)がある。