宇田郷駅
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テンプレート:駅情報 宇田郷駅(うたごうえき)は、山口県阿武郡阿武町大字宇田字長浜にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅。
駅構造
相対式2面2線のホームを持ち交換設備を有する地上駅。駅舎は現存するが無人駅(長門鉄道部管理)となっている。駅舎は上りホーム側にあり、益田方に下りホームへの跨線橋があり、待合室が設置してある。駅前広場がなく、駅を出るとすぐに国道191号が通っている。
のりば
1(駅舎側) | ■ 山陰本線 上り | 益田・浜田方面 |
2(反対側) | ■ 山陰本線 下り | 東萩・長門市方面 |
※実際には上記ののりば番号標はない。上記の番号は列車運転指令上の番線番号である。
駅周辺
駅は宇田、惣郷という2つの地区の中間地点にあり、周囲に人家はない。また駅前には日本海が広がり、駅と海に挟まれるように国道191号が通っている。
- 惣郷川橋梁
- 宇田郵便局
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 37 |
2000 | 39 |
2001 | 31 |
2002 | 25 |
2003 | 26 |
2004 | 31 |
2005 | 31 |
2006 | 28 |
2007 | 24 |
2008 | 22 |
2009 | 17 |
2010 | 16 |
2011 | 18 |
2012 | 19 |
歴史
- 1931年(昭和6年)11月15日 - 国有鉄道美禰線(当時)が奈古駅から延伸し、その終着として開業。客貨取扱を開始。
- 1933年(昭和8年)2月24日 - 山陰本線が須佐駅から当駅まで延伸して美禰線と接続。同時に当駅を含む美禰線の一部区間が山陰本線に編入されたため、山陰本線の途中駅に移行する。
- 1963年(昭和38年)2月1日 - 貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2013年(平成25年)7月28日 - 豪雨災害により線路が被災し、当駅を含む益田駅 - 長門市駅間が運休(奈古駅 - 長門市駅間については8月4日に、益田駅 - 須佐駅については11月9日に運行再開。)。須佐 - 奈古間のは平成26年8月10日に運転再開[1]。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陰本線
関連項目
脚注
外部リンク
テンプレート:山陰本線 (長門地区)- ↑ 山陰線(須佐~奈古駅間)、山口線(地福~津和野駅間)の運転再開見込みなどについて - 西日本旅客鉄道プレスリリース、2014年7月16日