東山スカイタワー
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東山スカイタワー(ひがしやまスカイタワー)は、愛知県名古屋市千種区の東山公園の施設の一つである展望タワー。正式名称は東山公園展望塔[1]。高さは、地上134m。ただし、タワーは標高80mの丘の上にあるため、標高では214mになる。建物は鉛筆の形をしている。
概要
名古屋市制100周年を記念して1989年に建てられた。
展望台としての観光用途の他、防災無線の中継基地として14基のパラボラアンテナと無線機械室を備える他、高所監視カメラを設置するなど、名古屋市の防災上重要な役割を果たしている。
展望室は、地上100m(標高180m)にあり、展望台からは、JRセントラルタワーズ、名古屋城、名古屋テレビ塔、ナゴヤドームなど市内を一望できるほか、天気が良ければ遠くに御嶽山や鈴鹿山脈の山々を眺めることができる日もある。また、周りに高い建物がないので夜景が素晴らしいことでも知られ、2004年7月「日本夜景遺産」に選定、2004年8月「夜景100選」に選定された国内有数の夜景スポットでもある。2013年には名古屋市が公募した第1回「まちなみデザイン20選」にも選定された[2][3]。
上るのには大人300円、65歳以上の名古屋市在住者で100円が必要である(中学生以下は無料)。東山動植物園との共通観覧券640円を利用することができる。
全国の観光タワーで構成されている「全日本タワー協議会」に加盟している。
2007年9月30日にはイメージキャラクター「のっぴー」が登場した。
脚注
- ↑ 名古屋市都市公園条例
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ 2013年4月30日中日新聞朝刊p.15.