松橋駅
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|} 松橋駅(まつばせえき)は、熊本県宇城市不知火町御領にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。
のりば
1 | テンプレート:Color鹿児島本線(下り) | 小川・八代方面 |
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2・3 | テンプレート:Color鹿児島本線(上り) | 熊本・大牟田方面 |
利用状況
- 1日平均乗降人員の推移は下記の通り。
乗降人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2005 | 3,574 |
2006 | 3,567 |
2007 | 3,474 |
2008 | 3,498 |
2009 | 3,336 |
2010 | 3,352 |
駅周辺
西側は田畑と住宅が混在しているが、駅舎のある東側は旧松橋町の中心市街地を形成している。また、駅前には松橋駅前バス停がある。
- 宇城市役所(旧・松橋町役場)
- 宇城市役所不知火支所(旧・不知火町役場)
- 熊本県立松橋高等学校
- マルショク松橋駅前店
- 松橋郵便局
- 国道266号
- 熊本県道181号松橋停車場線
バス路線
- 松橋駅前
- 南19系統:交通センター(城南・イオンモール熊本クレア経由)
歴史
- 1895年(明治28年)1月28日 - 九州鉄道(初代)が開設。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管。
- 1934年(昭和9年)6月1日 - 当駅を経由する省営バス佐俣線が開通。
- 1945年(昭和20年)7月27日 - 空襲により駅構内に停車中の列車が機銃掃射を受け24名が死亡。
- 1969年(昭和44年)12月20日 - 国鉄バス佐俣線廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2012年(平成24年)12月1日 - 交通系ICカードSUGOCA対応。
駅名の由来
- 開業時の地名(下益城郡松橋町)が由来[1]。
- 古くは「松葉の瀬戸」や「松馳」と読まれていた。
- 「松橋駅」の近くにある宇土半島は元々は島であり、不知火海と有明海は海峡で繋がっていた。この海峡は古くから「松葉の瀬戸」と言われ、いつしか「まつばせ」になり「松馳」と記された。この地が大野川を徒渉したところで後に橋がかかり、今の「松橋」に改名したと言う。「松橋」を「まつはし」と呼ばないのにはこのような歴史があるからである。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 鹿児島本線
- 特急「九州横断特急」停車駅(8号は通過)
- テンプレート:Color快速「スーパーおれんじ」
- 通過
- テンプレート:Color快速「くまもとライナー」・テンプレート:Color普通