NHK函館放送局
テンプレート:NHKの放送局 NHK函館放送局(エヌエイチケイはこだてほうそうきょく)は、北海道の渡島管内と檜山管内を放送対象地域とするNHKの地方放送局。総合テレビとラジオ第1放送で地域放送を行っている。
目次
放送局概要
- 所在地:函館市千歳町13番1号(郵便番号040-8680)
放送対象地域のうち、渡島総合振興局北部の森町、八雲町には函館放送局管轄の総合テレビ単独の中継局(アナログ放送)が設置されている。
ただ、これらの地域で地上デジタル放送が開局する際には、函館放送局の電波が室蘭市測量山に向いているUHFアンテナでそのままで受信できるよう、室蘭市測量山にNHK単独の「渡島中継局」として函館放送局のデジタル総合テレビ中継局が設置された。ただし、アナログ総合テレビとは異なり、受信範囲を渡島地方に収まるようにするため送信アンテナに指向性が掛けられるが、送信アンテナの性質上、物理的には長万部町に隣接する後志管内黒松内町や胆振管内豊浦町、送信所に近い室蘭市の一部地域でも受信可能となっている。[1]
道内では、札幌局に次いで、NHK拠点局以外では初めて、総合テレビと教育テレビが開局した。
2014年、亀田ラジオ放送所敷地内に簡易の中継設備などを備えた「亀田報道拠点」を新たに建設した。同年5月以降から本格的に運用。[2][3][4]
チャンネル・周波数
- テレビ(総合・Eテレ)・ラジオ(FM)送信所:函館市函館山山頂(函館山テレビ放送所)
- ラジオ(第1・第2)送信所:函館市富岡町三丁目(亀田ラジオ放送所)
地上デジタル放送
地上デジタル放送にもコールサインが付与されたため、函館送信所は函館放送局の親局となる。
2007年8月30日13時に試験放送開始。10月1日より函館送信所と渡島中継局で本放送開始。
- 函館 既存の施設をそのまま使用。指向性が掛けられている。
- 総合テレビ(JOVK-DTV):18ch 出力1kW(リモコンキーID:「3」)
- Eテレ(JOVB-DTV):14ch 出力1kW(リモコンキーID:「2」)
- その他の中継局
- 大沼 総合40ch Eテレ42ch 出力3W 2008年11月17日開局
- 江差 総合31ch Eテレ13ch 出力10W 2008年12月19日開局
- 奥尻大成 総合18ch Eテレ14ch 出力10W 2008年12月25日開局
- 厚沢部 総合42ch Eテレ46ch 出力1W 2009年3月5日開局
- 江差新栄 総合43ch Eテレ48ch 出力0.1W 2009年12月1日開局
- 江差円山 総合43ch Eテレ48ch 出力0.05W 2009年12月1日開局
- 北檜山 総合45ch Eテレ42ch 出力10W 2009年12月1日開局
- 渡島福島 総合46ch Eテレ42ch 出力1W 2009年12月24日開局
- 白符 総合18ch Eテレ14ch 出力1W 2009年12月24日開局
- 今金住中 総合48ch Eテレ30ch 出力0.05W 2010年11月30日開局
- 松前 総合18ch Eテレ14ch 出力1W 2010年11月30日開局
- 知内小谷石 総合29ch Eテレ31ch 出力0.01W 2010年11月30日開局
- 江差鰔川 総合43ch Eテレ35ch 出力0.1W 2010年11月30日開局
- 函館蛾眉野 総合29ch 教育31ch 出力0.01W 2010年12月24日開局
※2010年12月24日の函館蛾眉野局の開局をもって渡島・檜山管内のデジタル中継局の整備が完了した。一方、アナログで開局している日浦局・古武井局・尻岸内局・札前局・江良局・江差南が丘局・椴法華局・森町局・八雲局はそれぞれ函館送信所、渡島中継局(室蘭市)、江差テレビ中継所、奥尻大成テレビ中継局および有線放送でカバーできるため、江良局は2010年11月15日の停波をもって廃局(2011年4月26日の第1142回NHK経営委員会の資料より)となり、その他の中継局についても2011年7月24日の停波をもって運用を終えた。
アナログテレビ放送
※は、デジタル局が置局されないため2011年7月24日の停波をもって運用を終えた中継局。
総合テレビ(JOVK-TV)
- 中継局
- 森 43ch 1W(総合テレビ単独)※
- 八雲 61ch 3W(総合テレビ単独)※
- 大沼 50ch 30W
- 戸井 43ch 1W※
- 日浦 51ch 10W
- 尻岸内 44ch 1W※
- 古武井 43ch 1W※
- 椴法華 32ch 1W※
- 函館蛾眉野 53ch 0.1W
- 渡島福島 55ch 10W(青森県中泊町小泊地区、外ヶ浜町三厩地区、今別町でも受信可能)
- 知内小谷石 45ch 0.1W
- 福島白符 41ch 10W
- 松前 9ch 3W
- 札前 52ch 3W※
- 江良 3ch 10W※
- 江差 9ch 10W
- 江差鰔川 42ch 0.1W
- 江差新栄 44ch 1W
- 江差円山 44ch 0.5W
- 江差南が丘 58ch 0.1W※
- 厚沢部 43ch 10W
- 奥尻大成 51ch 100W
- 北桧山 4ch 100W
- 今金住中 52ch 0.5W
Eテレ(JOVB-TV)
- 函館 10ch 1kW
- 中継局
- 大沼 48ch 30W
- 戸井 45ch 1W※
- 日浦 49ch 10W
- 尻岸内 46ch 1W※
- 古武井 45ch 1W※
- 椴法華 30ch 1W※
- 函館蛾眉野 57ch 0.1W
- 渡島福島 53ch 10W (青森県中泊町小泊地区、外ヶ浜町三厩地区、今別町でも受信可能)
- 知内小谷石 47ch 0.1W
- 福島白符43ch 10W
- 松前 2ch 3W
- 札前 50ch 3W※
- 江良 1ch 10W※
- 江差 2ch 10W
- 江差鰔川 34ch 0.1W
- 江差新栄 46ch 1W
- 江差円山 46ch 0.5W
- 江差南が丘 50ch 0.1W※
- 厚沢部 45ch 10W
- 奥尻大成 49ch 100W
- 北桧山 12ch 100W
- 今金住中 50ch 0.5W
ラジオ第1放送(JOVK)
- 中継局
ラジオ第2放送(JOVB)
- 函館 1467kHz 1kW
- 中継局
FM放送(JOVK-FM)
- 函館 87.0MHz 250W
- 中継局
- 日浦 83.6MHz 10W
- 渡島福島 84.2MHz 3W
- 松前 85.7MHz 10W
- 札前 84.7MHz 10W
- 江差 89.7MHz 100W
- 奥尻大成 84.3MHz 100W
- 北桧山 86.0MHz 100W
主な函館局制作番組
総合テレビ
- つながる@道南[8](月曜 - 金曜 11:50 - 11:54 中間3分間全国の気象情報を挟み 11:57 - 12:00)[9]
- ほっとニュース北海道 内 道南のニュース・気象情報(月曜 - 金曜 18:50 - 18:54)
ラジオ第1放送
- 北海道まるごとラジオ 「どどんと道南」(不定期、木曜 17:00 - 18:00 全道ネット)
- ニュース・気象情報 (月曜 - 金曜 12:18 - 12:20、18:56 - 19:00)
過去に制作された番組
テレビ
- イブニングネットワーク函館(月曜 - 金曜 18:45 - 19:00)
- はこだて630(金曜 18:30 - 19:00)
- 道南645(2007年度まで、月曜 - 木曜 18:45 - 19:00)
- 道南ニュースぱれっと(2007年度まで、金曜 18:30 - 19:00)
- まるごとニュース北海道 はこだて(2009年度まで、月曜 - 金曜 18:45 - 19:00)
- ネットワークニュース北海道 はこだて(2013年度まで、月曜 - 金曜 18:45 - 19:00)
- ウィークエンド道南(2009年度まで、金曜 15:55 - 16:00)
- ほっからんど函館(2009年度まで、月曜 - 金曜 11:50 - 11:54)
ラジオ
- どどんと道南ラジオ (2012年度まで、毎週木曜 14:00 - 15:00)[10]
アナウンサー・キャスター
アナウンサー
キャスター
脚注
外部リンク
テンプレート:Navbox with collapsible groups テンプレート:Tv-hokkaido
テンプレート:Radio-hokkaido- ↑ 地上デジタルテレビ放送中継局の開局時期について 総務省北海道総合通信局 報道資料 2006年10月24日
- ↑ テンプレート:PDFlink(日本放送協会)
- ↑ テンプレート:PDFlink(日本放送協会、2014年)
- ↑ 番組表ウォッチ! - 番組詳細「つながる@きたカフェ 2014年4月22日分」(NHKネットクラブ)(日本放送協会)
- ↑ テンプレート:Cite press release
- ↑ 以前は1026kHz/100Wであったが、混信対策により、平成15年3月7日に792kHz/300Wに周波数変更・増力し、更に翌年3月にも同周波数で500Wに増力した。
- ↑ かつては、1953年3月から1958年3月まで呼出符号JOVQを付与されていた。その後、呼出符号JOVQは、1972年5月15日(沖縄の本土復帰日)から1976年12月21日までJOVQ-TVとしてNHK沖縄放送局宮古放送局(テレビジョンのみ)に再び付与された。
- ↑ ただし、かつては、オープニングでのMCのアナウンスとコーナー項目のクレジットは「きらり道南」だった。
- ↑ 月始めの緊急地震情報の試験電波発信の日は「つながる」の時間を1分短縮。
- ↑ 2013年度からは北海道まるごとラジオ「どどんと道南」にリニューアルし、全道向けに放送している。