板野駅
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板野駅(いたのえき)とは、徳島県板野郡板野町大寺平田にある、四国旅客鉄道(JR四国)高徳線の駅である。駅番号はT07。
概要
全特急列車が停車する。板野 - 引田間は利用者が減少するため、徳島駅方面からの普通列車はこの駅で折り返す便が多い。
歴史
- 1923年(大正12年)2月15日:阿波電気軌道(後の阿波鉄道)の池谷 - 鍛冶屋原間開通時に阿波大寺駅(あわおおてらえき)として開業。
- 1933年(昭和8年)7月1日:阿波鉄道が国有化され、阿波線の駅となる。同時に板西駅(ばんざいえき)に改称。
- 1935年(昭和10年)3月20日:高徳本線(現・高徳線)全通。旧阿波線のうち当駅以東が高徳本線、当駅 - 鍛冶屋原間が鍛冶屋原線となり、高徳本線と鍛冶屋原線の乗換駅となる。
- 1943年(昭和18年)11月1日:鍛冶屋原線が不要不急線に指定され営業休止。
- 1947年(昭和22年)7月15日:鍛冶屋原線が営業再開。
- 1956年(昭和31年)4月10日:板野駅に改称。
- 1972年(昭和47年)1月16日:鍛冶屋原線廃止。
- 1982年(昭和57年):貨物取り扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる。
- 2008年(平成20年)9月30日:構内に設置されていた有線放送電話(板野町内のみ通信可能)が廃止、撤去される。
- 2009年(平成21年)12月1日:みどりの窓口廃止。
駅構造
ホームは島式2面3線(2面4線の1線を外した3線)である。かつては構内踏切があった。
駅舎は地上駅で、駅舎内部にはタッチパネル式の自動券売機(オレンジカード利用可)が1台設置されている。業務委託駅で、みどりの窓口が設置されていたが廃止された(廃止後も指定席券は購入可能)。キオスクは撤退した。駅スタンプがある。
- のりば
ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | テンプレート:Color高徳線 | 池谷・徳島方面 |
2 | テンプレート:Color高徳線 | 主に引田・志度・栗林・高松方面 |
3 | テンプレート:Color高徳線 | 主に池谷・徳島方面(始発) |
利用状況
周辺から高松方面への客が多いので、長期休暇時などにはある程度の利用者がいるが、平日は閑散としている。
1日平均乗車人員は下記の通り。 テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-2
- 696人(1995年度)
- 684人(1996年度)
- 654人(1997年度)
- 643人(1998年度)
- 601人(1999年度)
- 568人(2000年度)
- 535人(2001年度)
- 507人(2002年度)
- 496人(2003年度)
- 496人(2004年度)
- 500人(2005年度)
- 503人(2006年度)
- 486人(2007年度)
- 487人(2008年度)
- 466人(2009年度)
- 471人(2010年度)
接続する他の交通機関
路線バス
鍛冶屋原方面への最寄のバス停は、駅のすぐ南にある徳島バス鍛冶屋原線の板野駅南。駅出口は北側にしかないため、乗り換えるには大回りしていかねばならない。駅舎の西側に線路の下をくぐる地下道を通ってすぐのところにある。乗り換え時分は約5分。ただし、列車遅延時の接続などは行っていない。
(板野駅南バス停、地下道をくぐり徳島県道12号沿い)
駅周辺
- 徳島県道12号鳴門池田線
- 徳島県道165号板野停車場線
- 金泉寺(四国八十八箇所・第3番札所)
- 板野町役場
- 板野町商工会館
- 板野町立板野中学校
- 徳島県立板野高等学校
- 板野郵便局
- 阿波銀行板野支店
- 板野郡農協
- マルナカ大寺店
- 旅館ばんどう
- 竹本内科
- 柴田医院
- 井上書房(AM8:30から営業)
- 鴻池整体治療医院
- 徳島工業短期大学(徒歩約25分)
隣の駅
- 四国旅客鉄道
- テンプレート:Color高徳線
廃止区間
- 日本国有鉄道
- 鍛冶屋原線
- 板野駅 - 犬伏駅